キングレコード所属アーティストによる豪華アニソンフェス「KING SUPER LIVE 2018」に行ってきました!今回で3回目の開催で、会場はなんと東京ドーーー〜〜〜〜〜ム!(マモラート)
遠征民なのでお金と休みの都合をつけないといけない+他の出演アーティストの曲をあんまり知らないの二大不安要素があり、これまでフェス系のライブは見送ってきたタイプの人間でしたが、今回は《東京ドームに立つ宮野真守(初)》という魅力的な字面に誘われてチケットを取りました。翌日の仕事の都合をつけるために動きやすいようぼっち参戦だったんですが、チケットを取った後に「初めてのフェスにぼっち参戦って早まったか?」とちょっと冷静になりました。まあ大丈夫でしたけど!
東京ドームの最寄駅・水道橋駅に着いた瞬間から大勢の男オタクがぞろぞろ同じ方向に歩いていて、普段マモライで見る光景と違いすぎてこの時点でちょっとビビる(ビビり)。駅前は政治の抗議演説とチケットを安価で譲ってもらいたい人たちの集団と様々なオタクが混じり合っていてあまりにもカオスな世界だった…。
人の流れについて行くと、見えてきました、東京ドーム!
ちゃちゃっと撮っただけだからこの2枚しか写真なかったよね…。
会場に入る前は、「東京ドームってどんだけ広いんだろうなあ」とか「豆粒だろうなあ」とか考えたりして、とてつもなく大きい会場なイメージでしたが、実際に足を踏み入れてみると案外そうでもなく。大きいのは大きいですが、ステージもそんなに遠く感じなくてちょっと拍子抜けでした。ちなみにわたしは1階のほぼ最後列あたりで、表情はたしかに見えないけど動きはちゃんと見えるし、モニターも大きかったので特に豆粒だったな〜というような印象ではなかったです。
行く前は《東京ドームに立つ宮野真守(初)》が参加を決めた理由でしたが、今振り返ると「会場ってそんなにこだわるポイントじゃなかったかもな」と思っています。宮野さんがステージに立てば、別に会場の大きさなんて関係なくホームになるんだから、自分が東京ドームという会場にこだわっていたことなんて公演中は忘れてましたしね。
まずは宮野さんの出番についての感想から〜!
宮野真守セットリスト・参加曲
⑰宮野真守
— KAC/SB公式 (@kac_officialhp) 2018年9月26日
アーティストデビュー10周年を記念して作られた「EXCITING!」や「テンペスト」と、安定感抜群の歌とダンスで多彩な楽曲を披露した宮野真守。「SHOUT!」ではコール&レスポンスで会場を盛り上げ、ステージと客席の一体感は最高潮に! #キンスパ #宮野真守 pic.twitter.com/VFaOTFTJsy
- EXCITING!
- テンペスト
- SHOUT!(ダンスアレンジ・コーレスあり)
アニサマでも毎度そうですが(円盤でしか見たことないけど)、フェスの宮野さんって出てくるとき「絶対これ宮野さん出てくるやん……」って分かりますよね。バーン!!!って急に出てくるんじゃなくて、先にオタクっぽくないオシャレなズンズン音楽(表現が見つからない)が流れるパターン。それでダンサーが出てくるんですが、そのダンサーがチームマモのメンバーだって認識するより先に「次宮野さんだ……」って空気で分かりますよね…なんと分かりやすい推し……。
会場はアリーナ後方に孤島のサブステージがあったんですが、そこにポップアップで現れる宮野さん。ライブツアー「EXCITING!」の最初の登場のときみたく、少しの間静止して、からの〜〜〜、「カモン!」でEXCITING!が始まりました。
ソロライと違ってフェスっていつが出番か分からないので、もう本当に「嗚呼、待ち望んだ推し」って感じだったんですよ。もちろん推しを待つ間のステージも楽しいんですが(これについては後で書きます)、推しがステージに出てきたときの、体の中心からグツグツ上の方に血が巡る感覚はやっぱり推しにしか発動しない。
EXCITING!は最近の曲で特にタイアップされている曲でもないので、宮野さんファン以外の人は初めて聞く方も多いんじゃないかなあと思っていましたが、みんなで参加するナッナナーナーナーナナー(略)で左右に手を振るところも結構その場のノリで揃っていたような気がします。あの光景しばらく忘れられないな。
フェス初心者だったので、個人的には一番目新しかったのはSHOUT!のコーレス。女性より男性の声の方が多いコーレスって、現時点のマモライではまあ体験できないので、すごく記憶に残ってます。わたしの席の周りが男性ばかりだったのもあって、「女の子〜!」のターンで頑張って叫んだけど、普段のマモクラ男子たちめっちゃ頑張ってるんだな…って思いました。
あと余談ですが、宮野さんが出てきたときに「今日の衣装、キンプリ(ジャニーズの方)がMステのウルトラフェスで着てた衣装の黒バージョンじゃん!!!」って思ったんですが、ブログで
衣装のコンセプトは「King」と「Prince」です……☆
(↑宮野さんのブログ文章風)
って言ってて最強のひとりキンプリだなと思いました。
⑱水樹奈々
— KAC/SB公式 (@kac_officialhp) 2018年9月26日
7mの超ロングスカートに見えるリフター演出で「Pray」を披露したのは水樹奈々。「SCARLET KNIGHT」、さらに宮野をfeat.に迎え、ライブ初披露となる「結界」を歌い上げます。そして「TESTAMENT」で熱狂のライブを締めくくりました。 #キンスパ #水樹奈々 pic.twitter.com/6lSVikGJIA
水樹奈々さんの3曲目で新曲「結界/水樹奈々 feat.宮野真守」に参加
これめっっっっっちゃ良かったんですけど………(合掌)
奈々さんが3曲目に入るとき、ステージには奈々さんしかいなくてそのまま結界のイントロが始まってしまったので、「まさか宮野さんなしで奈々さん一人で歌うの!?もったいない!!」と思ったところでステージ後方から急にすごい勢いで走ってきた宮野さん。良かった〜〜〜!!!!!
奈々さんと宮野さんのデュエットはたまにアニサマやテレビ番組で拝見できる機会があって、毎回お二人とも歌はお上手だし表情が生き生きしていて、短い歌の時間の中で情報量が暴力並に降ってくるんですよね。そんなお二人、コラボはあっても曲にしっかりと名前が乗る形の参加は結構珍しいことだと思うので、そりゃ期待値も高まるじゃないですか。でもそれを悠々と超えていくパフォーマンスな…。
本人たちは特に打ち合わせをしてやっているわけじゃないそうですが、歌の途中でお互いの顔を見たり身体をそらすタイミングだったり、そういうのがぴったり合っていて「一緒に歌ってる!」っていう楽しさみたいなものがビシビシ伝わってきました。
宮野さん、噛みつかんばかりに奈々さんに近づいて歌ってたんですが(まじであれはライオン)、奈々さんがそんな宮野さんに対してキッと睨み返すような強い目力で歌ってたシーンがあって、あれはもうすんごく胸熱でしたね…。奈々さんの強い目線をピンポイントでカメラで抜いてくれたカメラマンさんありがとう!!!
㉑コラボ3/angela・宮野真守・蒼井翔太・内田雄馬
— KAC/SB公式 (@kac_officialhp) 2018年9月26日
続いては、angela・宮野・蒼井・内⽥による「革命デュアリズム」!熱いパフォーマンスがぶつかり合い、会場のテンションもまだまだ高まります。各アーティストの魅力が存分に堪能できた1曲でした! #キンスパ #angela #宮野真守 #蒼井翔太 #内田雄馬 pic.twitter.com/908SQcwMtr
angela・蒼井翔太・内田雄馬・宮野真守コラボユニットとして水樹奈々さん・西川貴教さんの「革命デュアリズム」に参加
伝説のコラボじゃない………?
参加メンバーがひたすら >>>強い<<< のと、選曲よ……。angelaのatsukoさんと蒼井くんが奈々さんのパートを、雄馬くんと宮野さんが西川さんパートを歌っていました。蒼井くん、奈々さんのパート原キー。奈々さんもびっくりしてましたが、わたしもびっくりしました。無理して原キーじゃなくて普通に原キーでこなしてた。
多分テンション的にはこれが一番テンション上がった。宮野さんの西川さんパートがめちゃくちゃかっこよくて、「ついてこい夢の果て〜♪」シビれたな〜〜〜!!!5人がわちゃわちゃ思い思いに歌ってるのがなんか可愛くて(でも歌声は全然可愛くない、つよい)お腹いっぱい。円盤買います。
㉓オールキャスト
— KAC/SB公式 (@kac_officialhp) 2018年9月26日
キンスパ2018東京公演、最後は出演アーティスト全員で「残酷な天使のテーゼ」を熱唱。ステージで最大限のパフォーマンスを魅せてくれたアーティストの皆様、会場に足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました!次は台湾でお会いしましょう!! #キンスパ #キンクリ #KAC pic.twitter.com/EnUhxrOzeB
最後にみなさんひとりひとりの挨拶を聞いた後に、みんな知ってる名曲。豪華〜!すごい人たちが一列に並んで歌ってるの、改めてすごい。
キンスパ感想
ほぼ予習なしで、他の出演者の方の曲もそうたくさんは知らない状態で行きましたが、楽しかったー!!全体総じて思ったのは、安直な感想になるけどみなさん歌がうますぎる。
(´-`).。oO(かわいい…)
(´-`).。oO(つよい…)
(´-`).。oO(歌がうまい…)
だいたいこのローテーションでしたね。
ちょくちょくピックアップしながら感想。
angela
最初からめっちゃ楽しかった! \ウ!ハ!/
atsukoさんの過去のキンスパ衣装もあの強烈なライオンにびっくりしたんですけど、今回もライオンを纏われていました。つよい。
上坂すみれ
かわいい………(かわいい)。曲もすっごい可愛い&独特!MCで個性ぶっ放してておもしろかったです。「なんでクビにならないんだろ〜?だってキングレコードは正当オブ正当、戦時中は軍歌を出しまくり、昭和は歌謡曲を出しまくり、最近は水樹奈々さんの曲を出しまくり……っていうすごい会社なんです!!」ってお話してたのが斜め上のコメントすぎてツボでした。
堀江由衣
「ヤッホ!!!」をまさか体験できる日が来るとは…。
内田雄馬
アニメのライブイベントなんかではステージ慣れしてると思うんですが、キングレコードでデビューして初の内田雄馬名義の曲を披露するステージが東京ドームってすごいですよね。しかも、新人っぽくなかった……出来上がってた………。ダンスもかっこよかったしお客さんを見ながら盛り上げてくれるし、器用だなあと思いました。そりゃ期待されるよなあ〜。
林原めぐみ
ご本人を前にしてもムサシだ………らんまだ………ってキャラクターの顔が浮かぶくらいには小さい頃から馴染みのある声なので、なんか不思議な感じだったなあ。衣装が一番シンプル・カジュアルなのに、一番大胆で印象に残るというギャップ含めかっこよかった〜!前から見たらシンプルな白Tシャツなのに、後ろの背中の部分がガバッと開いたセクシーな衣装だったんですよね。かっこいい大人の女の人っていいよね。
水瀬いのり
かわいい………(2回目)。「夢のつぼみ」しか知らなかったけど曲めっちゃ好きかもしれない。声の伸びがすごく聞いてて心地よくて、ちっさい身体にとんでもねえパワー持ってるなと思いました。今度CDレンタルしてこよ。
蒼井翔太
いつもプリライでお兄さんたちに囲まれて「弟の蒼井翔太です!」な姿しか知らなかったので、正直頼もしい蒼井翔太くんびっくりしました。前レーベル所属時代の、それも最初らへんの曲しか知らなかったので1曲目の「零」でめちゃくちゃ好みな和ロックが来て「なんじゃこりゃ〜〜〜!?!?」ってテンション上がった。あと最高に良かったのが3曲目の「Eclipse」の最後。蒼井くんずっと声伸ばしてて、それが結構長かったので観客の方がペンライトを「これ以上腕伸びへん」って感じで降ろし始めたのを察知したのか、カメラにすっぱ抜かれてた指をクイクイッて煽ってきたんですよ!!!!!急に元気になってウオオオオ〜〜〜!!!ってなっちゃった。めちゃくちゃ良かったです。
余談ですが、フォロワーさんも言ってたけどサビの「真っ赤な血が〜♪」のところでバックモニターの映像が血小板が流れてる映像(?)ですごいツッコミ入れたくなった。血ってそっちかい!
小倉唯
かわいい………(3回目)。「はにかむー!」ができて楽しかった。
水樹奈々
奈々さんの歌声ってひとりで10人くらい歌ってそうなくらいパワフルですよね…。2曲目の「SCARLET KNIGHT」はアニサマで宮野さんとデュエットしてた曲なので、聞けて嬉しかったー!
備忘録
そうそう、最近始めた公演時間諸々の記録です。
開場は開演の2時間前からで、わたしは30分前くらいに行きましたが列もなくスムーズに入れました。東京ドームって500ml以上のペットボトルの持ち込みが禁止されているらしく、それ以上の大きいサイズのペットボトルを持ち込んでしまった人は、はみ出た分を紙コップに移し替えられていました。本数はかさばりますが紙コップ手持ちは避けたいし、大人しく500mlペットボトルにすべきですね…。
開演(16時)はほぼ定刻通り。終演は4時間の20時予定でしたが、ソロの大トリだった奈々さんの出番が終わったのがちょうど20時くらいでした。そこからコラボ曲と挨拶、最後に全員で歌った残酷な天使のテーゼで終演。20時半過ぎだったので、規制退場含めなんだかんだ21時前くらいにはなってたと思います。
やっぱりフェスは終演予定時刻プラス1時間くらい余裕を見て計画立てた方がいいな。
そんなこんなで、フェスの醍醐味を味わいつつ宮野さんの初東京ドームのステージを見届けられて良かったです。今回はコラボの2曲がほんっっっとうに大満足でしたね…。やっぱりソロライにはソロライでしか受け取れないものがあって、わたしは宮野さんだけで満たされた空間が好きだったりもするんですが、いろんなファンが混じった会場で見る宮野さんも目新しいものが見れたりするので行って良かったなあと思いました。
マモライ行きたい(結局一周して戻ってくるのはここ)!