GOLDEN NIGHTが好きすぎてつらい

GOLDEN NIGHTが好きすぎてつらい

オタクの記録と考察

GOLDEN NIGHTが好きすぎてポストカードをつくりました①

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タイトルまんまですが、実は大学卒業時にGOLDEN NIGHTイメージでポストカードをつくりました。

もともと大学では印刷物のデザインを勉強するゼミに所属していたので、なにかしら自分の大学時代の半分を捧げたGOLDEN NIGHTの印刷物を最後につくりたかったんですね。ただ卒様式までに間に合わせたかったのもあって、突貫工事感は否めない…。

なぜ色に黄色と水色を使っているかとか、そこらへんは推しカプのモチーフを入れてしまった諸事情があるのですが(小声)

でも歌詞部分に箔押しとかしたかったので1作目としては気に入ってます。

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光に当てるときらっとします。

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「しこくてんれい」という紙を使ったので、和紙っぽい表面。赤の発色が良い。

 

時期が自分の卒業式あたりだったこともあって、このときは明るいイメージでつくったんですが、GOLDEN NIGHTってもっと深くまで追求していくとドロドロした感情も絶対持ってるはずなんです。なので今は2作目として新しくポストカードを制作中です。今度は封筒付き。印刷所に発注はしたので、後はできあがりを待つのみ。

J☆Sとかいう宮野真守の最強テーマソングについて考えたい

マモルミヤノのライブでは皆さんすっかりおなじみの「J☆S」は、毎回必ずセトリに入っているライブ定番曲。最近の曲だとGOLDEN NIGHTやNEW ORDERも高確率でセトリに入りますが、初期の頃からライブで毎回歌われているのはkiss×kissとJ☆Sの2曲のみ(のはず、わたしの記憶では)。

わたしが宮野さんの活動を追いかけるようになったのがちょうどTRAVELING!の少し後くらいで、BEGINNING!の円盤を買ったことがきっかけだったのですが、その頃にはもうJ☆Sの位置付けがマモとファンの間で確立していて、当初は「kiss×kissは投げキスのサービスがあるから分かるけど、J☆Sはなんでこんなに人気なんだろうな〜」と不思議でした。失礼極まりないですが本当に不思議だったんです。

というのも、自分の性格の問題なのですが、なんとなく底抜けに明るい言葉で人を励ます曲って、励ましの根拠がなくてうそくさい…と思っていて(笑)

キラッキラのアイドルソングならそれでいいんです。そういうものだと思って自分をそのテンションまで持っていけばいい。でもJ☆Sは、その歌詞の所々に妙なリアリティのある言葉が散りばめられていて、そういう空元気のようなテンションで聞くのも少し違う毛色の曲な気がして、しばらくの間この曲とは折り合いがつけずにいました。

しかもびっくりしたのが、発売から結構経つのに、ファンクラブのアンケートだと数々の曲を押しのけてJ☆Sが1位もしくは上位に食い込むということ。「この人たちの間にはなにが共有されてんの!!?!?!?!??」と本当に不思議だったんです、当初は。。。

 

歌詞の中でも「マジかよ」と思ったのがこれ。

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『どんな辛くても 今は笑ってよ』

 

鬼畜か?????なんでこんな厳しいん…

 

 

自分が本当につらいときって涙もでてこないタイプなので、いやそんときくらいは泣かせてくれよと思ったのが第一印象。

ただこの後、宮野さんのツアーに頻繁に参加するようになってもっと不思議なことが自分の身に起こる。

なんと、曲の良さが分かるようになってきた………。

もう宮野真守というひとりの人間の魅力に惚れこみはじめた時点ですでに宮野さんの人柄を反映したような曲だと思いはじめていたのですが、決定的に曲の良さとファンの気持ちが分かったのはAMAZING!のとあるシーンでした。

ライブ終盤、BREAK IT!に入る前のMCで、宮野さんがこんなことを言っていました。

 

「新しいことを始めるのって怖いよね。一歩踏み出すことって、怖いと思うんです。僕も同じです。怖いし、勇気がいる。でも、一歩踏み出した先にはきっと明るい未来があるから。踏み出さないと見られない未来があるし、きっと無駄にはならない。だから僕は、これからも挑戦し続けます。この身をもって皆さんに証明していきます。だから皆さんも、一歩踏み出してください」

 

的なことを言っていた…はず。(※軽く2年は経っているのであくまでも意図だけ汲み取ってください)

このときに、「この身をもって皆さんに証明していきます」って(まんまこの言葉ではないけれど)、そういう意味合いの言葉を伝えてくれたときに「この人は一方的に人の背中を押すんじゃなくて、ちゃんと自分が先に歩いてから言葉にして伝えてくれるんだな」と思ったんです。

頑張れって言うのは正直簡単じゃないですか。それに冷静に言うなればただのファンだから宮野さんはわたしのことを「個人」として認識することはないだろうし、ファンだって宮野さんに個人の日常のいざこざを持ち込まない。ファンでいる間は宮野さんとの間に「楽しい時間を共有する」以外が入る隙なんてほぼないんです。そんな間柄で、お互いが本当に日常で抱える悩みを理解し合えるなんて到底無理だと思うし、薄い言葉だと思えて仕方ないのです。彼に向けても、仮に自分に向けられたとしても。

ただ、お仕事をしている間の「宮野真守」は惜しみなく届けてくれる。伝えてくれる。その事実だけは、宮野さんが「宮野真守」として表舞台に立ち続けてくれる限り変わらずそこに“ある”んです。

文字に起こすと彼はごくごく一般的に並べられる励ましの言葉とそう変わらないことを言っているかもしれないけれど、実際に行動にして、その姿勢を見せられる人ってどのくらいいるんだろう。

そんなふうにちゃんとファンの前で言ったことをただの口約束にしない人だから、底抜けに明るい曲でもうそっぱちだなんてもう思わないし、思えない。「頑張れ」と言うことを自分の活動に代えて伝えてくれる人だと、そう思わせてくれるからこそ、歌詞がどんなに底抜けに明るいものでも、「宮野真守が歌っているから」裏の努力も全部含めて前向きな言葉が出てくるんだと思えるし、こんなにも説得力を持つんだろうなと思います。

きっとファンの人たちにはそれがちゃんと分かっていて、だからJ☆Sがこんなにも支持される曲になってるんだろうなと、ここにきてようやく気付けたのです。

 

以来、J☆Sは宮野真守の最強テーマソングだと信じて疑わない。宮野さんの曲で好きなものはたくさんあるけど、「自分が好きな雰囲気の曲」と「宮野真守が歌うからこそ好きな曲」ってみなさん違うんじゃないかなあと勝手に思っています。

GOLDEN NIGHTが好きすぎてグッズをつくりました

大学時代に少しDTPやら紙面デザインを勉強していたのですが、卒業後にゼミの先生が「シルクスクリーンの材料そろえたからこっそりやりにきてもいいよ〜^^」と言うので、ここぞとばかりに宮野真守グッズを生成したわたくし。

完全に自己満足ですがインクのかすれ具合がいい味を出したグッズになったので、ご紹介します。

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つくったもの

  • みやのまもる巾着
  • マモトート(黄色)
  • GNトート(グレー)
  • 半袖マモシャツ

 

みやのまもる印の巾着はオモテが印、ウラはもちろん(?)GOLDEN NIGHTイメージです。

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ゼミの先生「かすれ具合いいかんじだね。宮野真守じゃなかったらほしい」

わたし「いや宮野真守だからつくってるんですけど」

 

推しも寝かせちゃう。これには思わずニッコリです。かわいい〜〜〜!!!!!

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そしてこちらはミニトート。

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スマイルハートさんのお顔がインクによって2匹お亡くなりに。。。

 

そして色違いのミニトート。

f:id:GOLDENNIGHT:20170223004349j:plainなんとなく小憎たらしいこちらのマモちゃんにはお弁当入れて会社に持って行ってます。しかし誰に見せても第一声が「うわ」だったんですが。

 

Tシャツは単品写真なかった…(しくしく)

白インクのマモの顔のプリントに、赤の印を重ねてプリントしたら結構いいかんじになりました。重ねるといいと気付いたのが後半だったのが残念。

 

シルクスクリーンはわりと手間がかかるので時間がないとそんなに多く柄や色を多用できず、なるべく省エネで使いまわせるような版にするのがミソなのですがあまり活かせていないね。このときに買ったインクがまだ余ってるので、新しくデザインが固まったら折を見てまた挑戦しま〜す。

GOLDEN NIGHTについて語りたい

はじめまして。宮野真守さんが好きなファンのうちのひとりです。

誰に向けて書いているわけでもなし、どうしてもGOLDEN NIGHTと宮野真守さんについて書き留めておきたい自分の自己満足のためにブログを作りました。現場やメディアで見聞きした事実に基づいて、そこにわたしという編集が入り妄想やフェチを大いに含んだブログになると思うので、あまり書いてあることすべてを真に受けないでくださいね。好きが爆発しそうなタイミングで記事が増えます。たぶん。

 

ここから本題に入りますが、宮野真守さんを知っているという前提で彼の「GOLDEN NIGHT」という曲はご存知でしょうか。

この曲ほんとうにすごい。なにがすごいって、この曲の登場が「ULTRA FLY」という2012年に発売されたシングルCDの3番目のカップリングという位置付けなんですが、今やすっかりライブのぶち上がり曲として地位を確立しているところ。ただしよくセトリに入る曲の中でも比較的新しく、kiss×kissやJ☆Sほど絶対的に毎回セトリに入るような力はまだないので、案の定新体制になったライブ「GENERATING!」ではセトリに入っていなかった…。その次の「MIXING!」では千秋楽のWアンコールでだけ披露してくれたのですが、イントロが始まったときの会場の熱狂具合からも不動の人気っぷりを見せたこの曲。

ライブではここぞのアゲ曲として序盤3曲・終盤の盛り上げパートに入れられる傾向があり、さらに観客と一緒に扇子やペンライトを振り回しながらの振り付けがあるもんだから、雰囲気はさながらジュリアナTOKYO〜〜〜!わたしは世代的にはバブル崩壊後の時代の人間ですがバブルってかんじだぜ〜〜〜!な曲ですが、 

この曲、実はめっちゃ切なくない?

という影のある部分にももっと気付いてほしいのです。

曲調に隠れて実はとんでもない爆弾抱えてます。よくよく歌詞を見れば誰だって「ヤンデレっぽいな」と感じると思いますが、そこをもっと突き詰めたい。突き詰めて、その結果年中GOLDEN NIGHTを飽きずに聴きまくって観まくっている女はわたしです。好きすぎて曲の解釈が止まらないのです。

今回はそんなわたしが考えるGOLDEN NIGHTの魅力を書き綴っていこうと思います。それでは早速いってみましょう。

 

まず、歌詞全文はこちら。

Why don’t you think it, honey?

離れられない運命なんだって

そう わかるでしょ

電光石火の恋に落ちて

いくとこまでいこう

 

きっとわかってたんだね こうなることだって

ずっと待ってたんだね

君のサインが僕を呼んで 虜にしたんだって

知らないなんて 言わせやしないから

 

愛しい(愛しい) ほどに(ほどに)

苦しめて 君を(君を) 救い(出せる)

僕だけに全てもっと委ねて

 

Golden Night, Golden Flight

2人だけの世界へ 落ちてゆこう  一緒にゆこう

離れられない運命

Everytime, Everynight

ここにいる僕以外を  見つめないで  見ないで

逃げないで keeping love again

Everytime, everynight Love again…

 

ないものねだり

そんなんじゃないんだよ

I wanna hold you baby

Don’t leave me alone

必要なのは僕だけだって  今すぐ言ってよ

“Just only you…”

 

君のことなら 全部わかってるんだって

君のためなら なんだってできるよ

こわがらないで

この世界には 君と僕だけいればいいのさ

 

Why don’t you think?

I got die for you

GOLDEN NIGHT

We got fall down

I don’t know why I need you

Just only you can drive me crazy down

 

愛しい(愛しい) 君を(君を)

苦しめる 他の(他の) 誰も(すべて)

すぐに忘れさせてあげるよ

僕だけに全てもっと委ねて

 

Golden Night, Golden Flight

2人だけの世界へ 迷い込もう  一緒にゆこう

離れたくない永遠に

Everytime, Everynight

ここにいる僕以上に君をずっと愛せる人なんていないよ ねぇ

 

Golden Night, Golden Flight

2人だけの未来へ 飛んでゆこう  一緒にゆこう

逃げないで keeping love again

 

Everytime, everynight  Love again…

Golden Night, Golden Flight…

抱き合って keeping love again…

歌詞をざっと見ただけでも狂気的に想いの叶わない人に愛を捧げてる曲。

 

中でもわたしが最も注目してほしいところはここ。

1番(↓)ではこう言ってるところが、

離れられない運命なんだって

そう わかるでしょ

 

2人だけの世界へ 落ちてゆこう  一緒にゆこう

離れられない運命

2番(↓)ではこう言ってる。

2人だけの世界へ 迷い込もう  一緒にゆこう

離れたくない永遠に

お分かりいただけただろうか。「離れられない」という強制力のあるフレーズが、「離れたくない」という願望に変わるところに注目してください。この曲、最初はさも『僕』が主導権を握っているかのような攻め攻めな態度で語りかけていくんだけど、曲が進んでいくと次第に弱くなっていく。このニュアンスが入るだけで一気に曲の物語性が明確になって、さらにところどころ入る「逃げないで」の意味合いと切実さがどんどん強くなる。

 

あと、この曲で想い人に恋人(もしくは好きな人)がいる描写も読み取れるのがここ。

愛しい(愛しい) 君を(君を)

苦しめる 他の(他の) 誰も(すべて)

すぐに忘れさせてあげるよ

僕だけに全てもっと委ねて

上記は2番なんだけど、1番の同じパートでは全く話が『僕』と『君』の関係性で完結していて、さっきも言ったように曲が進むにつれて『僕』のひとりよがりな想いが明らかになっていくと同時に初めて出てくる『他者』の存在。強気な曲調と歌詞でグイグイ攻めてくる主人公が、実は報われない恋に必死に手を伸ばそうとしている画が一曲通して聞くと見てえくるこの流れが、本当にうまくできてると思うのです。

 

そして極めつけにこれ。

ここにいる僕以上に君をずっと愛せる人なんていないよ ねぇ

最上級の告白文句だと思わない?????

宮野さんの曲は曲調こそ攻め攻めでもうまく女性をたてるような表現が多くて、Magicの歌詞なんて「You're the Queen」とまで言っちゃうんだけど、GOLDEN NIGHTでも見せかけは主導権を握る『僕』、でも心は『君』には敵わない美味しい方程式ができあがっているんですね。

わたしはこの曲をとある推しCPに当てはめて脳内でストーリーを組み立てているんですが、最高すぎるのでおすすめ。

 

最後に、この曲はひとつ個人的に楽しめる遊びがあって、それが下記の英文の解釈。

Why don’t you think?

I got die for you

GOLDEN NIGHT

We got fall down

I don’t know why I need you

Just only you can drive me crazy down

この和訳、あなたならどんなふうにしますか?

人それぞれ「グッとくる」表現の仕方や文体って違うと思いますが、自分の性癖にドンピシャでくる訳で考えてってお願いすると、人それぞれ全然違ったこだわりの訳を提出してくるからおもしろい。(友人で実証済み)

 

たとえばわたしなら、この遊びを思いついた2015年当初はこんなふうに訳していました。

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で、2017年(最近)に訳したのがこれ。

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とってもとっても楽しいので、ぜひやってみてください。というか作った和訳をぜひコメントに残してください泣いて喜びます。

 

 

 

おまけ(友人)

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2018.3.12追記

誰得?GOLDEN NIGHTを深掘りしまくった歌詞解釈はこちら

golden-night.hatenablog.com