GOLDEN NIGHTが好きすぎてつらい

GOLDEN NIGHTが好きすぎてつらい

オタクの記録と考察

「MAMORU MIYANO ASIA LIVE TOUR 2019 〜BLAZING!〜 @9/8 横浜アリーナ」感想

2019年9月8日の横浜アリーナの公演にて、BLAZING!ツアー全公演完走!!!!!

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千秋楽公演が終わった後、すごーーーく幸せでした。今、めちゃくちゃ幸せだなって思いました。幸せってこういう気持ちのことを言うんだなって思ったし、身体の芯から満たされた感じがしばらく続いてました。ただただ幸せだった。

宮野さんが千秋楽の前からずっと「ツアーファイルはパワーアップした内容を考えているのでお楽しみに!」と宣言していた通り、演出もパワーアップしてたし、何より最後に用意されていたサプライズのお知らせこそがパワーアップそのものだった…。

このエントリではツアーファイナルのことをメインに書いていきます。行った人なら知ってるわ、みたいなことも備忘録として書いていくのでいつも通り長くなります(宣言)。

 

BLAZING!ツアー最大の敵・台風

宮野さん、雨男から嵐男に呼称変更してもいいくらいに台風に好かれすぎている……。
ライブの内容とはまったく関係がないのに、ツアー全部を通して語ると避けられないのが台風。この時期はもともと台風が多い時期なので仕方ないですけどね、それにしても雨と台風に好かれすぎているよ…。ツアー初日からぐずついた天気が多かった今回のツアーですが、初の上海公演で飛行機がバンバン欠航になるレベルの台風にあたり、ラストの千秋楽ではここ最近の中でも特にやばい台風にあたり、まさに嵐を呼ぶ男。わたしが参加した中だと傘持って行かなかったの神戸だけだったよ。

1週間くらい前から台風の気配があって、最初の方は直撃はしない予報だったのに日にちが迫るにつれていつの間にか「大型台風の直撃は9月8日の夜から翌朝未明にかけて関東直撃」に予報が変わってました…ドンピシャやないかい…。

わたしも遠征組なので、前日は結構ヒヤヒヤしていたのですが公式さんが前日夕方の時点でお知らせを出してくれていました。要約すると

  • ライブは予定通り定刻にて開催予定
  • 物販も予定通りだけど状況をみて早めに開始・終了する可能性あり
  • できたらロビー開場も早めにするからそれまでは安全な場所にいてね
  • 物販や開場の情報は公式ツイッターで流すのでチェックしてね
  • ライブ終了時刻は21時半だけど何が起こるか分からないので帰宅方法はいくつか調べておいてね、未成年者は保護者に許可とってから来場してね

という手厚いお知らせ…。終了時刻なんていつもは告知しないのにね、これがあるだけでだいぶ帰宅方法の予定も立てやすいし、判断するのに助かった人も多かったと思う。

当日の新横浜の天気はと言うと、午前中は台風なんてくるの?ってくらい晴れてたのに午後からだんだん曇り始めて一時的に雨が降り、開場時間頃には風が出てきていました。ライブの始まりとともに台風が来るってなんかタイミングが良すぎて逆にすごいな?

会場に入ってからも交通機関の遅延や運休情報をずっとアナウンスしてくれていて、ライブ本編とはまた別のところで対応がしっかりしていたことに感激した。気持ちよく現場に通えるのは現場スタッフさんたちのおかげです…。ありがとうございます。

 

謎のステージ構成

わたしあんまり席運は良くないんですが、今回の千秋楽に関しては自分的にめちゃくちゃ希望通りの位置だったんですよ!!!!!(大声)

ざっくりアリーナB1列でした。横アリは一般で言うアリーナ=センターで、アリーナ=スタンド1階です。つまりトロッコの走る通路を挟んで1列目。

もちろんセンターはいつも羨ましいんですけど、今回に関してはステージ演出を全体俯瞰で観たかったので真ん中寄りのアリーナがいいなあと思ってたんです。アリーナ1列目は予想外だったにしても、ほぼ希望通りのブロックだったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。ラッキーだった。

そんなこんなで席に着くとアリーナの後方に謎の形の孤島ステージみたいなのがあって、真ん中に長細いステージとそこからちょっと離れたところに階段が。

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最初はLOVING!のステージ構成と同じで、トロッコを連結させることでステージになるようなタイプなのかな?と思っていたんですが、これこそが「パワーアップ」の材料でしたね…。このときはまったく予想できなかったなあ。

開演前、いつもならまったく緊張なんてせずにめちゃくちゃリラックスモードで開演を待っていますが、千秋楽だけ自分でもよく分からないけど異様に緊張しまくってずっとソワソワしていました。しまいには連番の相方に「今日どうしたんですか!?」と言われる始末…。なぜあんなにも緊張してたのか謎…。

 

「パワーアップした演出」の正体

そしてライブ開始。どういうところがパワーアップなのか分からなかったから、最初のオープニングから全然違うのが出てきたらどうしようかと思った。さすがにそんなことなかったので安心した(笑)

1曲目のFIREは今まで通りだったので油断してたら、VOICEで急にステージが浮いて動き出した……。こういうやつ。

style.nikkei.com

ムービングステージって言うらしい。後から知りました。あれを観た当初はその名称を知らず、「ジャニーズや!!!ジャニーズ!!!」ってヒーヒー言いながらペンライト振ってた…。わたしはアリーナ席だったので動くステージを俯瞰して観ていたのですが、真下にいた人の景色ってどんなだったんだろう。

このステージが移動してる間の会場の悲鳴がすごかった(笑)自分もギャーギャー言ってるから自分の声がそもそもうるさかったんだけど、歌い始めてるのにまったく会場の悲鳴がおさまらなくて興奮度がすごかったなあと…(笑)

ステージの移動範囲としては、VOICEとEGOISTICの間に真ん中とセンター席後方の例の孤島に着陸してメインステージに戻っていく、という動き方。3曲目のEGOISTICでメインステージに戻るときには結構距離があったので、間奏が長めになるようにアレンジされていて、剣をブンブンしながら戻っていかれた…。あのアレンジの間のパフォーマンスがめちゃくちゃかっこよかったので早く円盤で堪能したい。

 

Space Travellers

この曲はガチガチに踊ろうとしなければ振りは比較的覚えやすいので、毎回踊ってます。今回は前に人もいないし片側は通路だったので、めちゃくちゃ踊りやすくて改めてブロック最前は最高だなと思いました…。このツアーほんとにスペトラが楽しすぎて最高でした!

 

Kiss×Kiss

これはめちゃくちゃ個人的なラッキーだったんですが、初めて個別キスキス弾をもらえました……!今回、席がアリーナ1列目だったのと目の前がPA席だったので客席がなく、トロッコのときこっち側向いてくれるかな~なんて淡い期待をしていました。(いつもお尻を堪能するケースが多い)

Kiss×Kissが始まり、トロッコで数メートル先まで迫る宮野さん。連番した相方は「投げKissして」のうちわを持っていたんですが、宮野さんがそれを見て相方に投げキスしてくれてたんですよ!わたしはうちわノー装備だったので、それを横で見て「おこぼれもらってしまった~!」って思いながら真上にいる宮野さんに手を振ってたんですが、なんか目を合わせてくれてて……???なぜか目が合っている…?あんなばっちり目が合ってるって確信できる目の合い方したの握手会ぶりで、固まってしまった…。するとあろうことか口元に人差し指を持っていって、「君にKiss!」してくれたのでした………。もうこのときびっくりしすぎて、歌詞のどの「君にKiss」だったのか歌詞にないKissだったのかも記憶にない。

宮野さんが口元に人差し指を持っていって、口角上がったのと同時に目がきゅっと細くなるその一連の動作がスローモーションに見えた…。キス投げられるまでの目が合ってる間、わたしの脳内は処理がしきれなくて「は???」「え?は???なに???」で思考停止してました。あのときどんな表情してたのか自分では分からないんですけど、めっちゃアホ面だったかもしれない…。

わざわざ相方のあとにもう一発くれたのが本当に本当に嬉しかったです。宮野さんありがとう…。宮野さんからしたら目線の先にたまたまいてちょっと仕掛けてみたくらいのことかもしれないけど、あなたのそのおちゃめな一挙一動でわたしたちはその後もしばらくその記憶だけで元気でいられるんですよ……そこのところしっかり自覚はされておりますか…?

 

アンコール

横アリの照明演出がいちばん好きで、横アリ以外のどの会場でも観れなかったあの光景が、千秋楽でもう一度観れたのが嬉しかった!これ再掲になるんですが図解。

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この、初日で観た方の照明演出をまた千秋楽でも観れた!

 

サプライズ発表

来年2020年6月6日に、メットライフドームスペシャルライブをやるとの発表がありました!!!これほんとにほんとに嬉しくて……!ドームですよドーム!?おめでとう宮野さん…!!!

この発表はダブルアンコールでステージに現れた宮野さんから大事な発表があります、って発表されたんですけどね……あの、期待しちゃうじゃないですか。宮野さんが「なんと!」ってタメてる間に「東京ドーム!東京ドーム!」って相方とこしょこしょ小声で声あげてたんですが、

「2020年6月6日!メットライフド~~~~~ム!!!!!」

って聞いた瞬間バンザーイ!ってしながら「でも西武ドームかあ~~~!国内で行きたくない会場ナンバーワン!!!」って思いました(笑)

行ったことある人なら分かると思うんですが、立地的に不便な場所&屋根はあるけど吹き抜けになっている実質屋外ドームなので夏は激アツ・冬は激サム&帰りのすし詰め列車が疲れと相まって地獄の過酷会場です…。できることならなるべく行きたくない会場なのに行かないわけにはいかない。

会場みんなで「バンザーイ!バンザーイ!」ってできたのがすごく嬉しかったなあ。わたしのマモライ初現場はWAKENING!からだったので、初の武道館ライブ発表のシーンはBEGINNING!の円盤でしか知らないんですよ。あのシーンに映っていた人みんなの表情が本当に嬉しさに溢れていて、そういう場に立ち会えることにちょっと憧れていました。それがこのときに叶った!自分の目で見て、その場の空気を感じて、みんなで喜んでバンザイできた!それが本当に嬉しかったです。

 

ダブルアンコール

その嬉しい気持ちのままでダブルアンコールへ。「最後、ご機嫌な曲をやります!」って宮野さんが言うから「ご機嫌…どれだ…」って脳内で曲リストを検索するも間に合わずイントロが始まる。ダブルアンコールはシャインでした!

(ちょっとGOLDEN NIGHTを期待したけど、宮野さんがそういうサプライズ系で同じ手を使うのはナイだろうなって思ったからすぐ打ち消した。。。)

恒例の「みんなで一緒に~!Go for, let's go, next stage~!」の一声があったんですが、このときはドームライブの発表があった後だったので本当に【Go for, let's go, next stage】だったんですよね…。

BEGINNING!のときの武道館ライブ発表は宮野さんも知らなかったサプライズなのに、その後がDREAM FIGHTERで【夢に向かい歩いてゆこう】の歌い出しだったし、今回は宮野さん自身が知っていたとは言え曲のチョイスが絶妙すぎるよね。

宮野さんはよく「みんなで一緒に」って言うけど、宮野さん自身はすごい速さでグングン歩くことだってできるのに、「ついて来い!」ではなく「一緒に来てくれますか」って後ろを歩くファンを常に見てくれている感じがお人柄だと思う。ベストアルバムの収録曲を決める投票もそうだったよね、「みんなで一緒につくりたいなと思って」って、自分の活動にちゃんとファンが入る隙間を残しておいてくれるのです…。

Kiss×Kissではいつもの「最後みんなで跳ぶぞ~!からの跳ばない詐欺」がなかったので、シャインでやるのかなと思ったらすんなり一度跳んで終わりました。だいぶ台風による帰路の心配をしてくれていた模様…。

 

ライブ構成の個人的ベストアンサー

初日横アリのことを書いたエントリで、今回のライブ構成の話を書きました。

golden-night.hatenablog.com

要約すると今回のセトリは1話完結物のテレビ番組みたいだと受け取った話です。ダブルアンコールのシャインを入れて少し組み立て直しました。これが今のわたしのベストアンサーかな!


FIRE〜EGOISTIC:主題歌(テーマの提示)
Sugar,Sugar〜ぼくはヒーロー:起(ヒーローの日常パート)
コント・ぼくらはヒーロー:CM
TRANSFORM:承(ヒーローへの変身と事態の変容)
蒼ノ翼〜Space Travellers:転(力を得て敵と対決)
BREAK IT!〜Gravity:結(敵を倒して守り抜いた大地といのち)
EXCITING!:10周年イヤーとしてのエンディング(EXCITING!から始まった10周年イヤーの締めくくり)
アンコール:エンディング(エンドロール)
Kiss×Kiss〜シャイン:次回予告(11年分をその手に持って、ネクストステージへ!)

 

これが個人的にはしっくりくる気がする。そしてネクストステージはドームへ!

 

MC

今回のツアーはテーマとその肝になる曲「ぼくはヒーロー」がしっかりしていたので、EXCITING!のときほどMCでなにか受け取り方が変わったことがあったとかはほぼなく。本当に、宮野さんがこのツアーで伝えたかったことはシンプルに「ぼくはヒーロー」の歌詞そのまま。“僕は見てくれてる人がいるからヒーローになれる、みんなが僕らチームマモのヒーローなんだ”ということでした。これに尽きる。

EXCITING!のときはMCの感想をいちばん長く書いてたような記憶があるのですが、今回はほんとに!これがファイナルアンサーなのでこれ以上書くことないです!この答えから枝葉を伸ばした演出やライブ構成やパフォーマンス、洗練されていて最高でした。

 

“来てくれてありがとう”

短い言葉でいろんな気持ちが乗せられていた言葉。千秋楽公演を観た人なら分かると思うんですが、「来てくださって本当にありがとうございます」って言葉を宮野さん自身でも噛み締めるように丁寧に伝えてくれて、深く深く、長くお辞儀してくれた。この日だけじゃなくて仙台のときも。ちょっとずつ状況が違うけど、そのときそのときでいろんなことがありました。あんまり宮野さんってみなまで言うことはしない印象だけど、何に対してそう思ってくれているのかは伝えてくれるように感じます。

あと、宮野さんが最後らへんの挨拶のときに「いつかみんなに話せれば」「いろんなことがあったけど、あんなこともあったなって話せるときが来たら」というようなことをちらっと口にしていたのを聞いたとき、そうやって言葉にできるまでは宮野さんの中でなにかしらの答えが出たのかなあと思いました。もうその言葉が聞けただけでわたしとしては十分で、なんだかんだ尾を引いてたのがスッと消えました。

 

J☆S

退場曲のJ☆Sはどの公演に行っても最後みんなで合唱しながら宮野さんとバイバイしていたので、千秋楽もみんなで歌いながら送りました。

宮野さんはステージを隅まで練り歩いて会場全体に手を振ってから、ステージ中央の階段を登って開閉式のモニターが閉まっていく、というのが今回のツアーのお別れです。千秋楽までの公演では曲が1曲終わるまで待ってくれてて、最後までJ☆Sを歌い切ってから公演終了だったところが、千秋楽では帰宅時間を考慮してだと思うんですが大サビ前のラップあたりからもう閉まりかけてて…。宮野さん、バイバイしてるときもその間もずーっと「気を付けて帰るんだよ!!」ってずっと帰路のこと心配してくれてた。

もう大サビに差し掛かるときには閉まってしまって、宮野さんの姿も見えなくなったし曲もすぐボリュームダウンして音がなくなったんだよね。でも客席みんなでそのあともアカペラで歌い続けて、「忘れないでよ その笑顔に救われる人がここにいることを」まで歌い切ったら、自然と拍手とありがとー!って声がそこらじゅうで上がってた。なんかその光景にすっごい感動して、わたしはボロボロ涙が出てきましたよ……。大好きな現場だなあと思った。

愛はここでひとつになる!!!!!

 

 

予定では21時半終了だったけど、実際は公演が終わって時計を見たら21時でした。ダブルアンコールまでやって発表もあって、体感としてはそんなに短いと思ってなかったけど質は変えずに早めに帰してくれるあたり細かな気配りと優しさにあふれた現場だなあと思う。

 

そんなこんなで、長かったけど早かったツアーが終わってしまいました。でも今回はいつ次のライブがあるって今の時点で分かってるから、前よりはマモライロスにならずに済むかも?いやそんなことないかも…。

でもそうこうしてる間にWSSが始まるし、その次は朗読劇。あと「虚構推理」の主題歌が入ってるニューシングルもじきに情報解禁されるだろうし、今ある予定だけで3月まで何かしら宮野さんを追えるよ……。4〜5月はまだ分からないけど、ライブが6月だからそうこうしてる間にすぐなのでは……?宮野さん忙しい…こちらは幸せですありがとう…。

 

今回のツアー、とても素晴らしくて満たされた気持ちで終われたので大満足でした。すごくすごく楽しかった!来年のドームに立つ宮野さんの姿も絶対に生で観たい!たくさん素敵なものを観せてくれてありがとうございましたー!!Go for, let's go, next stage!!!