GOLDEN NIGHTが好きすぎてつらい

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オタクの記録と考察

「MAMORU MIYANO ASIA LIVE TOUR 2019 〜BLAZING!〜 @7/14岡山 7/20-21宮城」感想

ゼビオアリーナ仙台での2日間の公演を終えて、今はその翌日にこのエントリを書いています。岡山は2日目、宮城は2日間参加しました。

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岡山公演、アメリカ帰りの宮野さんに会えて嬉しかったな。会場の倉敷市民会館は今回わたしが参加する会場の中では唯一のホールで、一般で取った2階席のチケットでしたがキャパもそんなに大きくないのですごく見やすかったです。

ただただ楽しかった!来週も仙台で宮野さんに会える!
心配だったのは天候だけだった(今回のツアーは今のところほぼずっと雨)のに、この1週間の間にあんな大きな悲惨な事件が起きてしまった。

 

仙台1日目は、事件以来はじめて宮野さんの姿そして言葉を目にした場でした。ブログもあの日から止まっていたので。そりゃそうだよね、わたしも言葉が見つからない。

仙台での2公演を観て、どう言葉にしていいのか、今もまだ迷っていてうまく言葉にできないでいる。

 

事実だけ伝えると、仙台1日目の公演が始まる前に、黒の衣装でひとりステージ上に静かに現れた宮野さんが短く話をしてくれて、会場にいた全員で長い長い黙祷をしました。チームマモのメンバーやスタッフさんは、ステージの両端でそんな宮野さんを見守るようにしていました。

そのとき宮野さんがなんて言葉を紡いでいたか、わたしはこれを少しでも曖昧な状態ではここに書くことはどうしてもできないなと思ったので、あえて書きません。あの言葉を書き残すなら、少しも間違って残したくないなと思ったからです。

多くのことは語っていません。感情的に涙を流して声をあげたりもありません。でも静かに伝わってくる感情やこの最中でこれから行うパフォーマンスへの覚悟は、会場全員に伝わっていたと思います。

ツアーのタイトル、そしてこのツアーのために書き下ろされた1曲目のタイトルのこと、意図はまったく違っていてもタイミング悪くあんな事件が起きてしまって、苦しかったかもしれない。でも「全力でパフォーマンスを届ける」と宣言してくれたその言葉通り、見たことないいろんなエネルギーの塊みたいなパフォーマンスを観せてくれた。そんな姿を見てこみ上げてくる何かがあったし、いつもは泣かないようなところで勝手に涙が出てきたりして喜怒哀楽がグチャグチャだったけど、精一杯笑顔を届けてくれた宮野さんに感謝しかないです。

あとこれは個人的に感じたことですが、仙台1日目の「POWER OF LOVE」と「FRONTIER」はすごく優しく歌っているように聴こえた。声色がすごく優しかった。

 

汗と涙でグチャグチャだった仙台1日目、仙台2日目はいつものように笑顔100%で終われて気持ち的にはすごく救われました。

ただ、この日はドラムの髭ちゃんが体調不良で参加できないと開演数分前にアナウンスがあり、ステージ上ではドラムセットだけ鎮座している状態でのスタートでした。でもドラムの音は入っていて、MCの際に宮野さんが言うには「チームマモの制作スタッフが、今まで録音していたライブの音源からドラムの音だけを抜き取ってつないでくれた」とのこと。「だからちゃんと髭ちゃんのドラムの音なんだよ」って言ってました。チームマモの制作陣の対応力と、髭ちゃんがこれまで正確にドラムを叩いてくれていたからできたことだと誇らしく語っていて、宮野さんだけじゃなくてスタッフさんもチームを大事にしている空気がちゃんと感じられた。プロの仕事をしているんだということが直接伝わってきました。

バラードコーナーはこの日だけのドラムレスバージョンになっていて、他もどうしても必要なときはマニピュレーターによる髭ちゃん音源の演奏での対応。もはやライブ定番になってきた「次の曲で最…」「しょー!」「最…」「しょー!!」「最初からやります」のくだりは、この日は「さすがに今日は無理だから!!」と強めに言ってたのがわたしにはガチっぽく見えてたんですが、会場の押しに負けて「最初からやります」と言ったその瞬間流れた演奏にはちゃんとドラムの音が入ってました。ステージの袖でマニピュレーターさんが頑張ってくれてました。瞬発的な対応力がすごい。

この日は髭ちゃんの体調不良もですが、お客さんの中に途中で具合が悪くなった方がいたみたいで、それに気付いた宮野さんがMCの進行を止めて「大丈夫?」「(会場に向けて)ちょっと待ってね」と看護スタッフさんによる対処がされるまで声かけをされていました。前にテレビでモッチーママさんが宮野さんのことを「その笑顔が誰も置いていかない」って言ってたけど、こういうところだよねって思う。髭ちゃんもそのお客さんも早く回復してたらいいな。

 

みんな言葉にならない気持ちを抱えた中で会場に集まって、トラブルも多かったけど全力でパフォーマンスと笑顔を届けてくれた宮野さんの姿は忘れない。宮野さんに会えたということ、ただそれだけに絞って言えば「行って良かった」だけど、あんまりこのタイミングの公演だったからとか、そういうふうには言いたくない。起こってしまったことは巻き戻せないけど、何事もなければあの時間はなかったはずだから。

誤解してほしくないんですが、宮野さんのあの行動を否定的に思っているのではなく、むしろあのとき宮野さんにできる最善の言葉と行動を見せてくれたことの真摯さは重々わかっています。でもまだそれを前進する一歩として現実に持ち帰れるほど気持ちの処理ができていない。それどころか、宮野さんがまだ明るいステージに身ひとつで出てきたとき、頭から血がサーッと引いていくのを感じて、事象として知っていたことが一気に生身の現実になった。急に実感がわいてきてしまって、始まる前はちょっと放心してしまった。でもそんな状態でもライブに参加している間はやっぱりいつもの心から楽しいと思える大好きな空間がそこにあって、あの空間にいるときは本当の本当にプラスの感情しか湧かなかった。

ここ数ヶ月の度重なる大きな理不尽な事件や事故にずっと沈んでいて、仙台1日目を終えた夜はライブ以外のいろんなことが頭の中をグルグルしていたのでつらくもなったし、正直まだ噛み砕けていないこともある。この折り返し地点になっていろんなことが起こって、いちライブという役割以上の意味がのしかかってきてしまっているけど、宮野さんが最後のJ☆S大合唱のときに「次に会うときまでJust Smileだよ!」って強く強く言っていたから、少しでも何かできることはしたいなあと思いました。やれることからやっていこうね。

 

 

日替わり曲

岡山2日目 FRONTIER
仙台1日目 Be Mine
仙台2日目 FRONTIER

わたしはこれまでFRONTIERとBe Mineの2曲しか知らなかったんですが、フォロワーさんに聞くところによるとCan't Ever Let You Goも日替わり曲であるらしい。まだ聴けてないのですが、あと3公演参加するのでどこかでは聴けるかな。

 

備忘録

終演時間の記録を忘れ…た…。でも岡山2日目、仙台両日ともに約3時間だったと思います。

 

次は8月の兵庫両日と9月の横アリ千秋楽に参加します。それではまた。