創作活動をしている友人・ととこ氏に誘われて、シルクスクリーンで遊んできました。シルクスクリーンはわたしも大学生のときにはじめて知ったのですが、簡単に言うと手書きやデータでつくった絵柄を細かい孔が空いた版にし、その孔にインクを落とすことで印刷するという印刷手法のひとつです。
関西では結構有名な印刷屋さんかと思うのですが、レトロ印刷JAM様にお邪魔しました。わたしは大学のゼミ活動の一環でだいぶ前ですが2回ほど体験していて、今回は3回目のシルクスクリーン体験でした。ちなみに以前つくったものはこちら。
あと、実はこのカードもこちらで印刷をお願いしたものです。何気に何度か利用させてもらっていました。
結論から言うと、一日中まったく飽きずに遊べたくらい楽しかったです。「シルクスクリーン行かん?」と誘ってもらったんですが、誘われた瞬間からデータどうしようかな〜なにつくろうかな〜って考えている時間も楽しかった!
今回つくったのがこちら。
トートバッグ、ロゴTシャツ、ポーチ、サコッシュの4点と、GOLDEN NIGHT缶バッジ!缶バッジはこれまでにつくったデザインの使い回しですが、結構可愛くできたんじゃないかなと思います。
シルクスクリーンで使ったインクは、レッドとカッパーという2色です。
カッパーは銅色っぽい色にラメが入ったインクで、はじめてラメ系を使ったのですがきれいに刷れました。ラメ系ハマりそう。
それではさくっとグッズ解説にいきます。
ロゴTシャツ
まず、絶対つくりかったのがTシャツ!普段着で推し曲を主張できるTシャツがテーマです。少し前に買い物で街に出かけたときに、最近よく売られている胸の中央に長方形の赤いロゴが入ってるTシャツがそこらじゅうで売られているのを見て、これならまぎれられるんじゃと思ったことがきっかけです。
どこかのタイミングでつくりたいな〜と思っていて、実はシルクスクリーンの話が出る前にふつうにつくったTシャツがあったんです。
普段着できるけど、もうちょっとサイズ感とかロゴの色を鮮やかな赤にすべきだったかもな……と若干の反省点が。これはこれで良かったので、普段着にしますが!(実際にシルクスクリーンしに行くときにこれを着て行きました。笑うとこです。)
そこに降って湧いたシルクスクリーンの話は絶好のチャンスでした。ロゴTシャツのリベンジだ!!!!!ということで、シルクスクリーンでつくったロゴTシャツがこちら。
刷るときの力加減でちょっとかすれた仕上がりになりましたが、これはこれで味!!!ロゴのデザインも少し変えたんですが、それもいい感じに仕上がったので満足です。やっぱり赤の面積が大きい方が締まりますね。
トートバッグ
Tシャツと同じロゴデザインの版を使ったトートバッグです。結構大きいので、物販で購入したグッズを入れるのに使えそう。
缶バッジをつけたらこんな感じになりました〜。
ポーチ、サコッシュ
こちらはBEGINNING!のGOLDEN NIGHTをイメージしたデザインにしました。GOLDEN NIGHT必須アイテムの扇子と、扇子の柄の部分には衣装の柄を取り入れました。
サコッシュの方は布地が黒だったので、赤を置くと色が沈んでしまうためカッパーを使いました。写真だと分かりにくいですが、めちゃくちゃキラキラしてます。
ポーチはやりたかった赤×カッパーの配色で刷れました!扇子の柄の部分だけキラキラしてます。
GOLDEN NIGHT缶バッジ
過去につくったデザインを使い回して、全4種類つくりました。自分のお気に入りのフォント(A1明朝)で大好きなフレーズを配置しただけの性癖の塊みたいな缶バッジを生成してしまった…。
印刷工程のおまけ
自分で刷れるのがすごく楽しかったので、シルクスクリーン体験中の写真を載せます。こちらは版を専用の枠に貼って、実際に刷っているところです。
インクをだぼっと置いて、ヘラで伸ばして刷ります。これはととこ氏の作品。
こんなふうにインクが乗ります。きれいな色だったな〜。
インクが乾くまでひたすらドライヤー介護。多色刷りもできるので、別のインクを乗せる場合は一旦乾かしてから再度印刷します。結構手間がかかるけど、だからこそ印刷できた瞬間は感動するし楽しいです。
そして〜〜〜〜〜 …
完成です!
いつかの現場にひっそり持っていこうと企んでいます。トートバッグは物販で買ったものを入れるのに最適な大きさだし、ポーチはマチありなので遠征するときにでも使おうかな。ロゴTシャツとサコッシュは身に纏えそう。
シルクスクリーンを終えると、そそくさと缶バッジ制作スペースへ移動。このお店、シルクスクリーンだけでなくリングノートや電解マーキング、缶バッジもつくれたりするので、無限に遊べるんですよね……。
パッチンパッチンしながら缶バッジを量産。お互いそんなにいいプリンターを持っていないので、コンビニのネットプリントで印刷したものを缶バッジにしましたが、透明フィルムがいい感じに表面をトゥルトゥルに仕上げてくれたのですごく可愛く仕上がりました。
こんな感じで、すっごく楽しくグッズ制作ができました!ととこ氏の作品の一部は関西コミティアで販売されるそうです。他のお客さんもイベントに出す作品を刷られたりしてるのをチラホラ見かけたので、同人や創作界隈で活動されてる方にも優しいんじゃないかなと思います。わたしはまた趣味の範囲での利用になると思いますが、また遊びに行きたいな〜!ととこありがとう!