GOLDEN NIGHTが好きすぎてつらい

GOLDEN NIGHTが好きすぎてつらい

オタクの記録と考察

宮野真守曲とフォントの話

デザインの要素のひとつとして欠かせない「フォント」。特に曲をモチーフにしたデザインでは選ぶフォントによってそのイメージを大きく左右してしまうため、いつものグッズ制作時のフォント選びは毎回結構慎重にやっています。例えば、前回作ったポストカードはこんなかんじ。

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大学時代、ゼミの先生に「みんなうつくし明朝好きだよね(訳:うつくし明朝にしたい病気にでもかかってるの?)」と言われたいわく付きのフォントをまんまと使ってしまっていますが…。個人的に游明朝が好きなのでこちらもバンバン使ってしまう傾向にありますね。

同じGOLDEN NIGHTのイメージでも、ライブの雰囲気も含めてデザインした扇子には上品さではなく勢いを表現できるフォントを使っています。

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筆っぽいやつ。英語のフリーフォントです。

 

なんやかんや楽しいので、最近はグッズ制作まで至らなくても、曲のタイトルでフォント選びをする遊びを楽しんでます。以下、遊んだ形跡を一部ご紹介〜〜〜。

 HOW TO 

①まずはフリーフォントをDLできるサイトを探します。日本語フォントはひらがな・カタカナ・漢字の収録数に制限があるものが多いので、今回は英語タイトルのもので遊びます。最近使っているのはFontSpaceさん。規約はそれぞれありますが個人で使う範囲でなら使用可のフリーフォントが多数。海外サイトなので英語は頑張って読解しましょう。

www.fontspace.com

②イメージに合わせて「明朝(セリフ体)」「ゴシック(サンセリフ体)系」「丸ゴシック系」「手書き系」などざっくり分類して、当てはまるもののカテゴリで検索。

③サイトの「Change preview」欄にサンプルで見たいテキストを入れると、その文字でプレビューが見れます。ビビっとくるフォントに出会えたときは嬉しいですよ〜。

 遊んでみよう

Secret Lineは丸っこいフォント以外ならセリフ体でもサンセリフ体でも手書き系でもなんでも合いそう。どんなデザインにするかで柔軟に対応できそうです。個人的には曲調がちょっとジャズっぽくてすごくおしゃれな曲なので、おしゃれなかんじの手書き系を推します。

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3つ目はちょっとハジケすぎかな。

 

みんな大好きMashmallow Love。曲がホワイトデー色強めなので、お菓子のパッケージよろしくめちゃくちゃ遊びまくってるフォントでも全然いけます。

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続いてSugar,Sugarです。こちらもましゅまろらぶに続いて丸っこいフォルムのフォントが似合うかなと思います。しゅがしゅがは同じ単語が並ぶので、どのフォントを選んでも少しアレンジを加えないとただ並べた感じが強くなってしまう…。

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Last Aroundはきれいめにするか哀愁まとうかのどっちかなイメージ。きれいめにするならセリフ体の装飾がわりとぐりんぐりんのやつ(伝われ)でもいいね。

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数年後に昔の恋を振り返るシーンを想像して、とかそんなかんじならノートの表紙に書くような手書き文字でもいい。

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Gravityは個人的にゴシックの細めのやつ一択!そんでトーン高めのピンクと水色を使ったタイトルにする!そのまま黒のままでは使いたくないな〜。

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結構難しいのが、「G」って大文字・小文字ともにフォントによって特徴が出やすくて、それが先頭にくるのでなかなか想像しているようなフォントがすぐ見つからなかった…。「G」の縦棒がなくて、横幅が広めのやつがいい。

 

日本語タイトルとなると英語タイトルとはまた違う良さがあって良いんですが、探すのもちょっと難易度が上がります。でも制作物が決まってるときは考えながら見ていくのがとてもとても楽しい。今回しっくりくるフォントが見つかならなった「My World」がしばらくは課題です。