GOLDEN NIGHTが好きすぎてつらい

GOLDEN NIGHTが好きすぎてつらい

オタクの記録と考察

年越しの瞬間にGOLDEN NIGHTの「Just only you」を叫ぼう作戦

年末にツイッターでよく回ってくる「年越しの瞬間に好きな曲のホニャララに合わせる」みたいなやつ、ふとGOLDEN NIGHTのパターンで試してみたくなりました。

 

というわけで、GOLDEN NIGHTで「Just only you!!!!!」と宣誓するタイプの年越しをやってみよう作戦です。

 

明日も仕事なので(仕事納めだァ〜〜〜!)、手短にいきます。

 

音源で迎えたいタイプの人もいればお気に入りの円盤で迎えたいタイプの人もいるでしょう。調べました! 

タイムスケジュール

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「再生開始」の位置は、各ライブBlu-ray DISC1のGOLDEN NIGHTのチャプターで区切られているところからです。DVDは残念ながら持っていないのでBlu-ray基準です。再生環境によってはぴったりにならない可能性も十分にありますので、あくまで目安としてどうぞ。ズレても責任は取りません!!!

 

どの子と年越ししようかなあああ〜!?!?

にわかだけどハロプロの曲から気に入った歌詞を紹介する

2018年もあと数日ですね。今年中にこの記事と、あともう一本宮野さんのオタ活まとめ記事を書きたいと思っています。

なんでまたモー娘。の記事かというとですね、最初はクセの強いハロプロ色が正直よく分からなかったわたしですが、だいぶ耳が慣れてきていいなと思う歌詞のフレーズもあったりしてそのまとめをと……思ってですね…。

 

事の発端はと言えばこれ。今年のモーニング娘。秋ツアーに友人が連れて行ってくれた後に、ライブ円盤を買ったんですよ。この記事の最後に書いた2018年春ツアーの円盤です。

golden-night.hatenablog.com

この円盤が尾形春水卒業ツアーだったんですが、メンバーの顔と名前がいまいち一致してなかったくらいにわかなのでどんな子なのかもほとんど知らず、なのに卒業セレモニーを今のところ5回見て5回泣いている………。

メンバーがひとりずつお別れの挨拶を言っていくんですが、みんな口をそろえて「尾形は優しすぎる」と言ってました。加入前からモーニング娘。になりたくて研修生から磨いてくる子も多い中、どうやらこの尾形ちゃんは歌もダンスも未経験で入ったみたいで、ついていくのにだいぶ苦労していたよう。そのうえ性格的に競争よりも円満を好むタイプなのかな?すごーーーく真面目でモーニング娘。の中ではだいぶ控えめな子という印象。

怒られたことの内容をノートにちゃんと書いてるとか、他のメンバーが頭で振り付けを覚えていく中紙に振り付けを書いて覚えてたとか、なんだか健気だなあと思ったんですよね。

いつも想いを飲み込ませてしまってごめんね。

はーちんはいつも「春水はなんでもいいよ」とか「春水はどっちでもいいよ」って、その言葉も優しさだってまりあは分かってます。

はーちん、明日も嬉しいこと、楽しいこと、いっぱいあるといいね。

いつもここでだばーっと涙が出てくるね…。この言葉で目に涙がいっぱいたまってるのに、それをこぼさずになおニコニコしていた姿がもう尾形春水そのものの人柄なんだろうなあと思いました。

 

そんな円盤がこれだったんですけど、

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見てくださいコレ。

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ハロプロヤクザには言ってなかったけど、実はその後に「MY VISION」と「THE INSPIRATION」をポチりました。

数ある円盤の中から「MY VISION」を選んだ理由は、この円盤に収録されている「そうじゃない」が一番好きだからです。他の曲はよく知らないけど、どうしてもこのときの「そうじゃない」が見たくて買いました。

「THE INSPIRATION」の方は、単純に知ってる曲が多かったのと、先に買っていた「We are MORNING MUSUME。」のセトリには入ってないけど見たかった曲がこの円盤のセトリに入っていたからです。

 

そんなわけで、友人のハロプロヤクザたちに布教されて知っているハロプロの曲と、上記の円盤を見て好きだなと思った歌詞のフレーズをいくつか挙げていきたいと思います。

オミちゃん(もといハロプロヤクザ)読んでる〜〜〜!?!?わたしは今年のハロプロ学習をこの記事をもってレポート提出としますよ!!!!!

 

 

わたしがいいなと思ったハロプロの歌詞のフレーズ

まずはじめに。わたしは過去の記事で宮野さんの曲やボカロ曲で好きな歌詞のフレーズを書いたりしましたが、そのときに書いたものを総合的に見ると、比喩表現がうまかったり綺麗な歌詞のフレーズが好きな傾向があります。ただ、その好みをそのままハロプロ系の歌詞にも反映させるのってほぼないです。

ハロプロの味、それは強い女だと思う。

パフォーマンス自体もかわいいというよりはかっこいい・強い印象を受けるし、歌詞自体も「わたしのこと舐めないでよね」みたいなのが最近のものは多い気がします(昔の曲はよく知らないので、あくまで最近のです)。それでいて好きな人にはもっとわたしだけ愛の証拠見せてほしいし、優しくされたら涙が出そうだし、愛に溺れたい!強いけど弱い……みたいな、女のめんどくさ〜い感情を直球で歌詞に乗せてきます。

好きな人からはもっと愛がほしい、もっとわたしだけに尽くしてほしい、あなたが見てるあの子に強烈に嫉妬する、わたしのこと見た目だけで決めつけるあの男はわたしの何を知っているの、黙って付き合ってたけどあなたなんてこっちからサヨナラよ。

世間的にも近年は女性が社会へ出て行くことの権利や待遇の不満を声に出しやすくなってきた中で、こういう女の叫びや強さみたいなものは共感できるところがあるんじゃないでしょうか。

要するに、わたしもハロプロの曲なら強いフレーズが好きだということです。具体的にはどういう歌詞が強いと思うのか、ということを交えながら書いていきます。

 

そうじゃない /モーニング娘。

おしゃれしなきゃ始まんない
出かけるのに理由要らない
勉強はサクッと済ませ
成績で文句言わせない

わたしが好きなのは冒頭のこのフレーズ。めちゃくちゃかっこいい女だなと思った理由、なんとなく伝わるでしょうか。おしゃれしたい、出かけたい……だけならなにも引っかからないんですが、その後にくる「勉強はサクッと済ませ」る理由が「成績で文句言わせない」ためなんですよ。

想像するに、この女の子の家はちょっと親が厳しい。でも女なんだからおしゃれしたいし出かけたい。でも親の言うことを無視して遊びに行って、だから勉強できないんだとか、そういう邪魔や口うるさい文句の火種になるものは最初から自分で潰しておくのよ。

自分が自由にやりたいことをするためには、課された義務もきちっとやる。それを振り切って実行してもいいけど、「遊びにいくこと」と「勉強すること」を並べて比べたときに「遊びに行くこと」を上位に置いて、勉強はサクッと済ませるなんて表現することにとても強さやかっこよさを感じます。

あと、この曲の作詞・作曲がつんく♂さんなんですけど、つんく♂作の曲って独特な女の線引きがあるなと思ったのがここの部分。

そうじゃない そうじゃない
真面目なんかじゃないよ
私服姿見たこともないのに
私の事を決めつけるけど
後からのクレームなんて
うざいからやめてちょうだいよね

女が心を開いているかどうかの線引きが、この曲の場合は「わたしの私服姿を知っているか」なんですよ。これすごくおもしろいと思いました。

ここで言っている「私服」とは、つまりばっちり武装した女の私服のことを指していると思っています。学生時代に制服があったように、大人になって私服出勤の会社に務めたとしても仕事着と休日に着る服って違うと思います。少なくともわたしはそうです。「あなたは自分のことを、わたしが私服を見せる価値のある男だと思ってるの?」ってことです。お〜〜〜こわいねえ。最高!

 

人生はSTEP! /℃-ute

仕事はきちんと今日もこなした
誰かに褒められなくても まじめに日々重ねてる
楽をしてきたわけじゃないのに
いつの間に低くなってた? ヒールの高さ 思い描いた目標(ゆめ)

平々凡々なOLにはグサグサと突き刺さる……。

素朴な疑問なんですが、ハロプロ系のこういう女物アイテム(この曲の場合はヒール)を使った表現って、男の人はすぐにこのニュアンスにピンとくるんですかね?

社内でも美意識の高い女性はもちろんいるんですが、分かるだろうかこういう…社会人になったばかりの頃は意気込んでちょっとヒールのある靴を履いたり毎日何着るか考えたりしてたのに、だんだん機能性や楽さ重視になってヒールパンプスからペタンコのパンプスになっていき、ついにはスニーカーで通勤している現実(わたしだ)。そして入社当初はああなりたい、こうなりたいの理想像がぼんやりとあったのに、日々の業務に追われてふと振り返ったときにその目標が遠ざかっている気がする……なんて心当たりが少しはないでしょうか。こういうのを感覚的に伝えるアイテムとして、ヒールをたとえに出しているあたりがうまい。

 

邪魔しないで Here We Go! /モーニング娘。

すべきことをやることが
こんな気持ちいいなんて
今まで何やってたんだろう

ザ・元彼突き放し曲。

別れを引き止める元恋人をズッタズッタに切り捨てる曲です(多分)。恋愛においてだけじゃなくて、この「やるべきことをきちんと実行できる自分」ってすごく気持ちいいんですよね。自尊心も高まるし自分のことちょっと好きになるよね。というところで共感して、好きなフレーズです。

 

セクシーキャットの演説 /モーニング娘。

行列に並んだら「幸せ」になれるなら早朝から並ぶわ
でも結果だけを求めてるんじゃないことくらいは
私自身がわかってるわ

そうなんだよな〜〜〜〜〜 と言いたくなる歌詞。

結果が約束されてるなら誰だって頑張るでしょ、でもそうじゃないからやることに意味があるのよ。というふうに聞こえる。

 

Fantasyが始まる /モーニング娘。

かぼちゃの馬車を正面に回して!
ファンタジーが始まる
Fantasyが始まる

この「かぼちゃの馬車を正面に回して!」というフレーズは、わたしの友人の中でも特に言葉の表現には敏感な思慮深いオタクYちゃんが気に入っているフレーズです。以前ツイッターで見た方の言葉をお借りすると、「馬車の行き先を決めるのはわたし!」。ファンタジーとFantasyで表記が違うのは、後者で「一般的なシンデレラじゃない、わたしの物語が始まるのよ」という訴えを感じます。

 

A gonna /モーニング娘。

好きなようにさせたのなら
あとでとやかく言うんじゃない
人生全て自分の責任
過去になんて縛られないで

この曲ってたしか尾形春水ちゃん卒業前で最後にリリースされた曲だと思うんですが、彼女は大学に進学したいからっていう理由(公式では)で卒業してるんですよね。そんな彼女がこの挑発的な曲を歌って巣立っていくんですよ、偶然にしてもすごい。

 

そしてここからはひとつ、歌割りの話。

わたしの推しは小田さくらちゃんなんですが、円盤見てるといつの間にか目で追っちゃうのが譜久村さんです。歌声がちょっと甘めで上品さが混じってるところが好きなんだと思う。で、この譜久村さんにこの歌割り振ったディレクター誰だよ変態的なセンスだな、と思ったのがこれ。

なんで遠慮したんだろ?
食べたい食べたい食べたい食べたかった

ー A gonna

若いだけで羨ましいのに
難しいこと サクサク出来ちゃうって

ー ジェラシージェラシー

いやそれ譜久村さんに歌わせる!?って思いました。こう思ってるのがわたしだけだったら申し訳ないんですが、譜久村さん身長高めだし貫禄あるじゃない?(ない?)そしてリーダーだしグループの中では最年長じゃないですか。そんな彼女に「食べたい」とか「若いだけで羨ましいのに」とか歌わせてしまうなんて〜〜〜!!!でもそれで正解だ、グッジョブ……。この歌割りがすごく好きという話でした。

 

 

ハロプロの曲って「ア〜〜〜ア〜〜〜〜〜 女なら〜〜感覚で〜分かるだろ〜〜〜」の通り、理由は分からないけど感覚でこの曲の感情が分かる、みたいな曲が多くて不思議…。あと結構大人向けな歌詞だと思う。歌ってるのは自分より年下の子たちなのに、その内容は社会人になってからやっと歌詞の良さに気付くようなものも多くて、そのアンバランスさが良いんでしょうね…。

そういえばちょろっと円盤の感想を書くと、「私の何にもわかっちゃない」のまーちゃんキマりすぎててすごかったです。「ただ友達と過ごすのも 難しくなる 難しくなる」の音の取り方?がすごくハマってて、独壇場だなと思った。音源を買いました(報告)。

 

好きな歌詞を一通り紹介できたので、ここらへんで締めます!年内にマモ活まとめ記事も書きたいので、また近々ブログ書きます。それではまた。

マシュマロお返事

marshmallow-qa.com

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はじめまして、メッセージありがとうございます。

な、なりもとさんの調べ物でこのブログに……!個人的に宮野さんのクリエイター陣の中でも特に好きなクリエイターさんなので、その流れでブログに出会ったと言っていただけてとっても嬉しいです!

そして歌詞考察や作品まで見ていただいてありがとうございます。わたし自身こうやっていろいろと想像を膨らませながら楽しめるのも、宮野さんが良い意味で曲や作品の受け取り方を受け手に委ねてくれるおかげだと思っていますが、その分解釈はいろいろあると思うので実はいつもブログを書くときはドキドキしてます…(笑)でもそれに共感したとお言葉をいただけてほっとしました!

あと一番お返事したかったのがここなんですが、マモファンで小田さくらちゃん推し………!!!ハロプロは友人のゴリ押し布教で少しずつかいつまんで…という感じなのでまだまだ初心者なんですが、声優界隈とハロプロも好きって方はわたしの周りではあまりいないので新鮮です!小田さくらちゃん、ふとしたときの表情が抜群に良くて頭を抱えます。。。

マシュマロを見てすぐに近藤さんググりました。たしかにハロプロの曲多く手がけられてるんですね〜!勉強不足で知っている曲があんまりなかったのですが、また曲単位でググってみますね。教えてくださってありがとうございました!

2018冬のテレビ出演ラッシュのこと

特に舞台挨拶やイベントに参加したわけじゃないのですが、今週情報解禁がいろいろありすぎて一気に12月が盛り上がりそうなので、ぽつぽつブログに書き残しておこうと思います。

その前に、私事ですが、このブログを始めてからすでに1年半以上経っているのに開設当初の仮のブログタイトルと仮の名前でなんやかんやそのままにしてきていたのですが、とりあえず名前だけ決めました。

壁からおくらになりました!

おくら好きだから…。もとの「壁」はですね、「壁打ち」から来ているかと思いきや「推しカプの部屋の壁になりたい」から来ていた名前でした。笑うとこです。自分で思っていたよりもこのブログが長続きしていて書くことも楽しいままなので、ここで使う名前だけは決めておこうかと……。ブログタイトルはもともとGOLDEN NIGHTのことを書きたくてつくったブログだし、自分もこのタイトルに見慣れてしまったのでこのままでいいかなって。

 

 

そんなことはさておき、宮野さんめちゃくちゃテレビ出演決まりましたね!?!?!?

この秋冬は宮野さん自他共に認める宮野真守・映画吹き替え祭りとそれに伴う舞台挨拶祭りなのですが、この年末に次々テレビ出演の情報解禁があってびっくり。

ここ1週間くらいで盛り上がったテレビ出演の話題がこんなに……。

 

FNS歌謡祭

FNS歌謡祭はキングレコードの声優枠で呼ばれたのか分かりませんが、水樹奈々さんと上坂すみれちゃんと宮野さんの3人。宮野さんは郷ひろみさんとデュエットするらしい。えっそのペア………!?!?ってざわざわしますよね。

午後休とって最初からがっつりテレビの前にかじりついてやろうと思っていましたが、仕事の進捗状況がよろしくなくてちょっと厳しいかもしれない……(泣)

めざましテレビ

12月の毎週火曜は宮野さんで朝が始まるらしい。まじか。

でもびっくりはしましたが、今までもときどき宮野さんにフォーカスをあてた特集を組んでくれていたりしていたので、その土台があってのオファーなんだろうなという想像はつきますよね。こういうところが好きなんだよなあ。次の仕事につなげる仕事を着実にこなしているところが好きだし、次の仕事のオファーが棚ぼた的なものじゃなく理由がうっすら見えるのが好き。だから宮野さんの仕事が評価されて必要とされているところを見れるのがすごく嬉しい!

宮野さんの出番は7時台と聞きましたが、残念ながらわたしはその時間帯はもう家を出てしまっているので録画で追います。

みんなのうた

これさあ………宮野さんがFCイベで言ってた新曲ってこれのことなんですかね?また別?どっちでもいいんですけど、作詞・作曲が成本さんなんですよ……………(号泣)

このブログでも結構書いてる気がするんですが、ほんとーーーにずっと成本さんの曲が新曲で来ますようにって、ずっと待ってたんですよ!!!しかもそれがね、NHKみんなのうたになるんですよ!?めちゃくちゃ嬉しい………。 

golden-night.hatenablog.com

以前にも書いたんですが、成本さんの歌詞はほんとに小説を読んでるみたいに言葉のひとつひとつがきらきらしててすごく綺麗、そして誰かを傷つけない、と思っています。明るい曲でも切ない曲でも、優しさがある。そんな素敵な曲を書く方が手がける新曲が、みんなのうたになる。そんな素敵なことある?あったんだ!!!

その新曲は「ぼくのヒーロー」っていうタイトルで、コミカルなヒーローソングらしい。最初タイトルだけ見たので、アップテンポな元気な曲をイメージしたんですが、作詞・作曲が成本さんという情報を見て一気にそこに優しさが混じったイメージに膨らむのが成本さんの味なんだと思う。少なくともわたしにとっての成本さんの曲ってそうなんですよね。特別目立つ曲じゃなくていいし、強烈に印象に残る曲じゃなくていいから、なんとなく心に引っかかってふと思い出しては歌詞が沁みるような、そんな曲だったら個人的には嬉しいな〜と思いながら楽しみに待ってます。あと曲のタイトルの「ぼく」がひらがなになってるところもすでに成本さんの味が出てるよね、すでに期待しかない!

そしてこの曲につくアニメーションを担当されるのが北村みなみさんという方らしいんですが、調べてみたら出てきたHPのイラストを見て「このイラストの絵柄どっかで見たことあるぞ……」と思って記憶を頼りに漁ってみたら、やっぱり見たことありました。

シルクスクリーンをしにいく前にスリマッカ作品のページを見ていたんですが、そのときに偶然作品を見ていました。

http://silkscreen-toy.tumblr.com/post/171786188476/連日ステキな多色刷り作品を作りにいらしているイラストレーターアニメーション作家の北村みなみさん

silkscreen-toy.tumblr.com

全然関係ないところで見たものが宮野さんに通じるという偶然!ますます楽しみになりました。

 

 

以前なにかで宮野さんがLOVING!関連の話をしていたときに、「こういう空間はこれからなかなかつくれないかもしれないから」みたいなことを口にしていたのがちょっと引っかかっていて。LOVING!はツアーのコンセプトや会場規模も考えると他のツアーよりも比較的内向的というか、外よりもファン向けな内容だったように思っているのですが、今後はもっと広いシーンを目指していくのかなとちらっと思ったりもしました。今週解禁されたテレビ出演ラッシュがいつから決まっていたのかは分からないですが、こういう場の広げ方も見据えてるってことなのかな。ずっとバラエティ番組にも出たいって口にしてるし。

わたしは初めてきちんと宮野さんだけを見に足を運んだ会場が横アリのステージだったのもあって、最初に見たのが大きなステージに立つ宮野さんでしたし、あんまり「宮野真守は精神的にも距離的にも近い存在」という類の意識がないです。どちらかといえばめちゃくちゃ遠いし、でもわたしにはそれで良いと思っています。

それにあんまり自分の持続性を信用していないので、この先もずっと追いかけますなんて保証のないことは言えないんですが、もしこの先わたしひとりが息切れしちゃうようなことがあったとしても彼にはたくさんの人に囲まれて笑っていてほしいと思う。だからファンは増えてほしいし、知ってほしいからテレビにだって出てくれたら嬉しい。いわゆる芸能人のカテゴライズになる人たちを、熱量はそのままに3年以上追いかけたことってほぼないくらい流行にも派手な世界にも疎い自分が、ここまで宮野さんを追っているのもほんとは不思議なんですけど……。

 

ズラズラ書きましたが、もしかしたら今ってひとつのターニングポイントなのかもしれないと感じたのでブログに残そうと思ったんですよね。宮野さんの表現におけるターニングポイントっぽい出来事っていくつかありますが、今がそのうちのひとつかもしれないなあと怒涛の情報解禁を見てうっすら感じました。

予感が当たっているかまったく的外れかはこの先も追っていけば分かる話ですが、数年後にこのブログを見て、自分が何を思うかをちょっと楽しみにしています。「宮野さんに対して理想押し付けすぎ、盲目すぎ」って呆れてる気もするけど、ブログには「楽しかった!」とか「こう思った!」ってことを残しているので、プラスの気持ちでここに残していることは確かです。だからしばらくはブログも自分のために続けるよー!

という自分への記録でした。おわり。

別ジャンル外交「モーニング娘。'18コンサートツアー秋~GET SET, GO!~」へ行ってきました

普段宮野さんの話題を中心に書き殴っているブログですが、今回ははじめて行ったモーニング娘。のコンサートのことについて書こうと思います。

ハロプロハロー!プロジェクト)ヤクザの友人に誘われて、はじめて「モーニング娘。'18コンサートツアー秋~GET SET, GO!~」に行ってきました。誘ってくれた友人はわたしのリア友なのですが、EXCITING!のツアー千秋楽に誘ったことがあり「MM外交ですか?」と言い放った奴です(東京在住なのにわざわざ名古屋まで来てくれた良い奴)。このMMってMAMORU MIYANOのMMの意味だったんですが、モーニング娘。もMMだしどっちにしてもMM外交って単語使えますね……。今気づきました。

 

基本的には二次元および声優ジャンルで生きる自分がなぜモーニング娘。のコンサートに……というと、結論から言えば年単位で布教され続けた結果です。

この友人を含む所謂いつめんで学生時代はよくカラオケに行っていたのですが、みんな何かしらのオタクで「自ジャンルのライブの風習のプレゼンと他ジャンルとの相互理解を深める」みたいな目的で集まっていて、人の推しのコールや振り付けを覚えたりしていました。ちなみに集まっていたスタメンは、わたしがうたプリとマモルミヤノ専門、ハロプロオタク数名、モノノフ(ももクロ)、王国民(田村ゆかり)、ラブライバーラブライブ!)でした。わたし以外みんな女性の推しでしたね。

特に人数的にはハロプロオタクが多かったんですが、ずっと踊ってるんですよ。マモライで毎回あるみんなで踊る曲みたいなぬるめのやつじゃなくて、メンバーが踊ってるダンスそのままフルで振りコピするので汗だく。この振りコピ文化が声優オタク界隈ではあんまり見なくてわたし的に新鮮だったのと、あとは単純にカラオケに行くと何十回と全力で踊られるので自然に覚えてしまったのもあり、今では自分も振りコピしてしまうように……。知らない曲もいっぱいありますが、コンサートで盛り上がる曲は布教されているのでなんとなく分かるにわかです。

 

そんな経緯もあり、今回行ってきたのが、11月23日の夜公演@大阪NHKホール!

ツアー全体の公演数もめちゃくちゃ多いんですが、1日に昼公演と夜公演で2回もやるらしい。わたしが見た公演の前にも同じ内容でやってたんですよね?すっっっご……。席は2階席前方でしたが、会場自体が小さめだったのですっごく見やすかったです。あの距離で推しが見れるってサイコーじゃん!

コンサートへは誘ってくれた友人オミドリーとわたしの3人で行きました。

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あと、オミに推しTシャツを作ってもらったのです〜〜〜!推しは小田さくらちゃんで。「A gonna」の化粧のノリが悪い小田さくらです。

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左がオミで右がわたしです。メンバー個々のグッズがあったので、ソロタオル買っちゃいました。マイクロファイバーバスタオルとかいうメンバーの写真がそのまま印刷されたタオルがあったんですが、ちょっと欲しくなりました。すごいですねアレ……。

オミは本命の推しがすでに卒業しているので、「今日は生田推しで行く〜」だそうです。ドリーに至っては鞘師が卒業してからずっと喪に服しているので、そっとしておきます。わたししか精神的健康じゃないなこのメンツ。

 

検索すると普通にセトリも出てくるので、ネタバレ禁止がない文化だと判断して公演の感想を書いていこうと思います。初心者なのでふわっといきます。

 

全体の感想

セトリのパターンが2つくらいあるみたいですが、パターンBの方でした。全部で20曲あって、そのうち知ってた曲が13曲かな?半分ちょっとは知ってた曲で良かった! モー娘。のコンサートでは毎回あるみたいですが、メドレーが圧巻でしたね。マモライでいうところのMIXING!での「STY Non Stop Remix」みたいなやつです。あれ毎回あるの羨ましいなあ〜。

今さら?って感じかもしれませんが、生歌がうまくてダンスもキレッキレだった…。モー娘。はフォーメーションダンスがすごいと話題ですが、会場に入ってステージを見下ろしたときに「この狭いステージにあんな大人数が隊列変えながら動き回るってマジなのか…?」と思ったんですけどマジでした。彼女たちはプロなので、ステージ上では卒なく移動をこなしているように見えましたが、どの曲でも「同じ場所に居続けるの何秒?」って思うほどに動き回ります。メンバーが入れ替われば歌割も立ち位置も変わるだろうし、同じ曲をやるにしてもその変化に対応しながらお客さんに見せられるレベルを保ち続けるってほんとすごいなあと思いました。

あんまりこういう別ジャンルのもので自分のいるジャンルと比べるのって良く思われないだろうことは承知の上で書きますが、そもそもが宮野さんの場合はグループじゃなくてソロなので、こういうグループでつくるステージって宮野さんだけを追っている限りは見られないものなんですよね。うたプリのライブみたいな形はあれど、あれは「“個人”が集まっている」状態であって活動のほぼすべてを共にするグループとは別物だと思っているので。

そして今回は飯窪春菜さんの卒業ツアーでしたが、卒業もグループならではの出来事ですよね。彼女たちはグループに加入したそのはじまりの日から、仲間がグループから去っていくことと自分がいつかはここから出なければいけないことを頭の片隅に置いて日々を過ごしているんだと思いますが、終わりの日は分からないけど終わることは分かるっていう状態って儚くも美しいというか、有限の生きる場所ってすごく密度が濃いなあと思うわけです。「終わりの始まり」という言葉をこんなにも形を持って体験する人ってそう多くないと思いますし、今ステージに立っている彼女たちはまさにその渦中を生きているんだなあ。

 

曲ごとのかいつまんだ感想

最初らへんどこ見ればいいのか分からなくて目が泳いでた記憶しかない(笑)前に出てくるメンバーが入れ替わり立ち替りだったので一人を追うか全体を見るかで要領よく切り替えないと、あっという間に曲が終わっている……。

Are you Happy?

3曲目でやっと音源を持ってる曲が来て落ち着きを取り戻しました。「もっと私だけ」からの「愛の証拠見せて」でメンバーが順番に列に加わっていくところの緊迫感が好きです。なんかめっちゃ責められてる気分になる。ならない?そこから散っていくところ含め良い。

そうじゃない

楽しみにしていた曲のひとつだったので興奮しました。牧野真莉愛無敵やん。他に推しがいてもこの曲においては絶対的センターで推さざるを得ないパワーみたいなものを感じる。ウインクのタイミングを理解しすぎててねえ、もう、最高かな。

憧れのstress-free

初めて聞いた曲だったんですがなんか楽しかった記憶だけ残ってるので後でググろうと思います。

ワクテカ Take a Chance

オミとワクテカあるからセトリのパターンBがいいって言ってたのですが、ワクテカ来た瞬間にBだ!ってなりました。やったね。振りコピが楽しい。

VTR

衣装替えの時間にクイズ形式のVTRがあって、会場ごとに違うと思うんですが「加賀楓が好きなNARUTOのキャラは?」という出題で4つの選択肢から拍手で当てるという内容でした。元からのファンじゃないので「分かるわけねえ〜でもわたしはカカシが好き〜」って思いながら周りに合わせていたら会場の回答もまばらだった(笑)みんな知らないやつだったんだ(笑)

フラリ銀座

このMVの雰囲気、好きな傾向のやつです!!!!!ロマンっぽいやつ!ガンガン攻めるタイプの曲じゃないのに間奏部分で頭ブンブン回す振り付けが好きです。ロングヘアーが遠心力で綺麗に回ってるのみんな好きですよね?このときのお尻を突き出す形で手を腰に当ててるポーズがめっちゃ好きなんですが、なんか変態くさいな……そんなつもりないのにそんな書き方になってしまう。なぜ。

メドレー

さっき書きましたが、マモライでいうところのMIXING!の「STY Non Stop Remix」みたいなやつです。リミックスされた曲の繋ぎが最高でしたね、すっごくうまいことリミックスされてました。今回は古めの曲で固められてましたが、新旧混じったメドレーがあったりするのをテレビで見たことがあってアレほんといいなあ…。毎回このメドレーのパートがあるの羨ましい限りです。

恋してみたくて

ツアーで解禁された新曲?だったみたいですが、ここでそれまで使っていなかったオペラグラスがフル稼働。わたし百合には特に反応しない性質だったんですが、これは百合っぽさを感じずにはいられなかったよね〜〜〜。オペラグラスでずっと小田さくちゃんを追ってましたが、確実に目が足りない。いやだってあちこちで絶対オイシイ展開が繰り広げられてるのに推しはアップで見たい!わたしは一瞬悩んで推しアップを取ったので他をまったく見れなかった……これ個々のカメラで用意してほしい。

ていうかこの曲で今までオペラグラス使ってなかったのをちょっと後悔しました。譜久村聖ちゃんと小田さくちゃんが並んだときに、譜久村聖ちゃんが頭の上に手を乗せるイタズラを小田さくちゃんに仕掛けてて、それをよけて遊んでるふたりがウルトラ可愛かったんですよね〜……。あと天真爛漫まーちゃんにステージの傍に追いやられた小田さくちゃん、ステージの上を走り回ってたのも可愛かった……。遊べる曲の自由度高い。もう一回見たい。

ロマンスに目覚める妄想女子の歌

なんとな〜く他の曲と雰囲気が違うけど個人的には好きです。

What is LOVE?

振りコピが捗る。これ盛り上がるな〜〜〜!!!楽しかった!!!!!

One・Two・Three/わがまま気のまま愛のジョーク

アンコール。What is LOVE?の後のYEAH YEAH YEAHが知らない曲だったのでアンコールで知ってる曲が来て良かった〜!「愛されたい!愛されたい!」のコールを生でできて楽しかったです。

 

オミとドリーは本命の推しがすでに卒業していて、セトリに推しがセンターだったものがいくつかあったらしく喪に服している身としてはちょっとつらくなった瞬間もあったらしい。推し事情は深いですね…。わたしはあんまりグループの内情に詳しくないので、何も考えずに楽しめました。宮野さんのライブだと本命ゆえにパフォーマンスの深読み芸が炸裂してしまうので、気楽に参加できるライブって久しく経験してなかった気がするしすごく楽しかったな。狭く深くタイプなので、ついひとつの物事にとらわれがちですが、たまにはこうして他の沼を経験したりして別の景色を見ておくのも良いなあと思いました。オミちゃん誘ってくれてありがとー!!!

 

おまけ

円盤ポチりました。明日届く。物販で買えば良かったのにとか言わないで!!!

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マモライ紹介ページ「MM LIVE NOTE」をリリースしました

今日でGOLDEN NIGHTがリリースされてから6周年です!!!乾杯!!!!!

今年はGOLDEN NIGHT単体の制作はできなかったので、その代わりに…と言ってはなんですがマモライを題材にしたWEBページをつくりました。ド〜〜〜ン!

 

MM LIVE NOTE

※バナーをクリックするとページに飛びます。ページ重いです、ごめんなさい!

 

タイトルの通り、「MM LIVE NOTE」とタイトルを付けたWEBページです。いちファンの視点から見たマモライを、1stライブからBlu-rayDVDとして発売されている最新作までまじめに紹介するランディングページのようなものです。

ただし毎度のことながらデザイン・コーディング・ライティングまでひとりで全部やってるので、PC用とSP用のページ両方をつくりきる気力が持たない!のでスマホからの表示しか考慮してつくってません。スマホ閲覧推奨です。 →PC対応しました。

 

内容はリンク先を見ていただければと思いますが、ここからは制作のまとめを書き残していきます。わりとまじめにつくったのでまじめに書きます。制作動機云々とか卒論みたいなこと書きます…。

 

つくろうと思ったきっかけ

今度ハロプロヤクザの友人にモーニング娘。の秋ツアーへ連れて行ってもらえることになったんですが、ちょっと予習したいと思って検索してみたらさすが20年も歴史のあるアイドルグループ、ライブ円盤がめちゃくちゃ多い。しかも常に卒業と加入を繰り返して進化するタイプのグループなので、例えば好きな曲がひとつあったとして、どの円盤でセトリに入っているのかまで絞り込めても次はどの時期にどのメンバーがいるのかも選ぶポイントになってくるし、はたまたはそのツアーは誰かの卒業公演だったりというグループ内の事情も絡んでくると見る目も変わってくるので、どの円盤が自分の見たいもののベストなのか判断がつきません。

片足を突っ込みかけていても詳しく知らないにわか層には、セトリと公式のプロモーション動画だけで見たい円盤をドンピシャ選ぶのって結構難しいですよね。自分がマモライの円盤を集めたときはどうだったかな~と思い返すと、まず何も知らずに1枚買ってみて落ちて、その勢いで内容見ずに全部揃えたのであんまり選んだってかんじじゃなかった。今ほど出てる円盤も多くなかったし、集められる範囲の数だったというのが大きいです。が、今から集めようと思ったらライブ円盤だけで10枚くらいあると思うと一気に集めるのはちょっとしんどいですよね。

このブログにたどり着いてくれた方からいただいたコメントやメッセージを見ると、「最近宮野さんを好きになりました」と伝えてくれる方が多い印象なのですが(そういう検索でよく出てくるんですかね?)、追っていくといつかは気になるであろうマモライのことを軽く紹介できるページがつくれたらいいなあと思ったことが今回のページ制作のきっかけです。

 

ターゲット層

明確にペルソナを決めてつくったわけではないのですが、一応ざっくりと最近宮野さんを好きになった人を頭に浮かべながらつくりました(とはいえ自分もそうファン歴が長いわけではないのですが)。

最近、まったくオタクっ気のない職場の先輩(男性)が、なんと宮野さんの名前を知っていたことにちょっとびっくりしたという出来事がありまして…。その方は「めちゃ人気よね」って言ってたんですが、最近テレビに出演される機会が前よりも増えたことで宮野さんのことを覚えてくれる人も増えたんだなあと思いました。でも「宮野さんって自分名義の曲もいっぱいリリースしててライブもやってるんですよ」と言うと知らない人が多かったりします。

そういう、テレビでの宮野さんの印象だけ持っている人やまだライブ映像を見たことがない人も視野に入れた比較的ライトな層をターゲットにしてページをつくりました。なので、すでに宮野さんの活動を追っている方から見たら目新しいことは書いてないんですが、自分なりに「マモライのここが好き」という気持ちも込めてつくっています。

 

ページ構成

これまでのマモライの流れが分かるようには気をつけてつくりました。というか、ここを入れないと最初に思い描いていたページの主旨からずれるので。

ツアー単体の見どころを知りたいなら各メディアのレポやファンの方の感想を検索すればいいのですが、最初から今までのライブの流れを全体で解説したものってあまり見ないなあと思ったので、そこを補填できるページができていたら上出来。

わたしは宮野さんが自分で経験したことをライブという形でアウトプットしてくれることをすごく魅力に思っているのですが、マモライってライブのテーマがただタイトルとしての役割をしているだけじゃなくて、構成や演出にも深くそのテーマが関わってきます。構成や演出が木の枝だとしたら、テーマは幹です。じゃあその種はというと、テーマの元は宮野さんが体験したことや抱いた想いが根源になっています。毎回の公演は掲げるテーマこそ違えど、全体で俯瞰して見ると一本の道をつくるように、ちゃんとその真ん中に宮野さんが歩いてきた時代背景みたいなものが見える。それがすごく好きだなあと思います。

だからこそ、あえて背景や出来事を中心に書いてパフォーマンスの詳細はあまり書いてません。見た方が早い。要はそのパフォーマンスがアウトプットされるまでにどういう経緯があったのか、ということがさらっとでも分かることの方に重点を置いた書き方にするようにしました。

 

ページタイトルに入れたライブノートとは

これをつくっているときにページのタイトルに悩んでいたんですが、思いつきで「ライブノートにしよう」と考えて、何となくツイート検索してみたらすでにライブノートって存在してるんですね。ノートに、行ったライブの内容をレポ風に書いたりチケットを貼り付けたりしてデコってる写真がいろいろ出てきました。あんまり声優おたく界隈では見ないものだったのですが、こちらのおたくがデジタルで書き残しがちなレポのアナログ版みたいなかんじでした。わたしの今回のライブノートはデジタルなんですが、遠からず同じような想いを乗せているつもりなので、そのまま「MM LIVE NOTE」と付けさせてもらいました。

 

ページの仕様のこと(という言い訳)

動画は公式のYouTube有機能を使ってるのですが、ゆえにページが重い。技術的な面でなんとかして軽くしようとしたんですが、それをしようと思ったら他の実装機能とバッティングを起こしていろいろ不都合が起こってしまったので諦めてページは重いままです。パケット食ったらごめんなさい。

WEB制作かじりかけ野郎なので、技術面はいろんなサイトの実装記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます!!!ネットの神々に感謝

ただ、前回のWEBページ制作に比べるとデザイン段階でコーディングを想定して「これできないからデザイン妥協しよう」みたいなことはなくて、最初に思い描いていたデザインにほぼ近い形で実装できたのでそこは満足しています。諦めたことが少ない制作だったのは自分にとっても良かったし、エラーが解消されなくて苦戦もしましたが調べまくったらなんとか解決できたことも多かった。まだまだできないことが多いけど、前よりはできるようになってることもあるので励みになるね〜。課題はいろいろありますが、日々勉強。

 

さいごに

個人的な考えですが、ひとつのものを多人数が見ると絶対に人それぞれ感じ方や受け取り方は違います。でもだからこそ、少しでも興味があるならできればこんなブログよりも生で見てほしいという気持ちが常にあります。このブログでライブやイベントの感想を書くときにもよく書きますが、ここに書いてあることやわたしがつくるものはすべてわたしという編集が入ったものです。見た人それぞれ受け取るものは違うはず。それが結果的に同じ受け取り方だったならそれはそれでよし、でも違うことを受け取られていたらそれはそれでまた素敵な経験だと思います。

だから本当はライブのパフォーマンスの詳細は書かない方がいいのかなあと思ったりもします。宮野さん自身がツアーの期間中はネタバレを控えるようにお願いするのって、やっぱりマモライには初見で観ることの楽しみを大事にしてる面があるからだと思いますし、わたしが書いたらこれから宮野さんを好きになって円盤を観る人の楽しみを少しでも奪っちゃわないかなと思ったり。いるのか分からないけどわたしが書く感想でマモライに興味を持ってくれたり何か感じてくれるのならそれ以上嬉しいことはないのですが、1から10まで解説するよりも土台だけ伝えて、あとはその人が観て感じた想いをそのまま持ち続けてくれた方がわたしはいいなと思うから。

きっかけにはなれたら嬉しいけど、その先で見た景色は自分で感じたものを大切にしてほしいなと思いながらつくっています。そういうページになってたらいいな……なっていることを祈って!

 

 

わたしはつくりたいタイプのおたくなので、苦戦しつつも少しずつ完成していくページを眺めるのは楽しかったです。いつも短期集中型なのですが、今回は構想から1ヶ月くらいかけてゆっくりつくったのもわたしにしては珍しく、ちょっと思い入れのあるページになりました。

長々とここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

映画「スモールフット」がめちゃくちゃ良かった(※ネタバレあり)

映画「スモールフット」観に行きましたか?

wwws.warnerbros.co.jp

 

この作品、プロモーションが弱くてテレビや映画でのCMも見たことがないうえに、推しが出るということすら公開されるちょっと前になって突然知った、というくらい認知度が低い。プロモーションと言えるプロモーションはおそらく動画くらい。

話題になってたのはこれですね。


映画『スモールフット』本編映像(ミュージッククリップ宮野真守ver.)【HD】2018年10月12日(金)公開

ただその動画のインパクトは大きくて、内容はほぼ知らないけど「これは行かねばならんやつ……」っていう使命感だけはめちゃくちゃ植え付けられました。だからわたしも映画館に足を運んだのですが!

 

行ってきました。

これ、ほんっっっっっと〜〜〜〜〜に良かったので、公開されてから3日目に観て衝撃のあまり我慢できずにふせったーで書き散らしたんですが、公開から2週間経ったしそろそろブログにも残そうかなと……。

宮野さんがよくお仕事をもらってるこれ系の海外アニメーション作品ですが、わたし個人の好みで言うと正直そんなに何回も観たいと思える作品がなくて。おもしろいけど1回観れたらいいかな、みたいな。逆にグサグサ刺さるのが「亜人」系のああいうやつ…(原作もコンプリートブルーレイボックスも買いました)。なので、ほんとにそこは好みの問題なんですけどね。

というのもあって正直あんまり内容には期待しないで観に行ったんですが、良い意味で期待を裏切られ、その後の数日間はスモールフットロスに…。

ビジュアルから受ける印象の100倍くらい、実は社会派なメッセージ性がたっくさんつまった作品でした。映画館出てすぐそこになんで円盤予約の申し込み用紙を置いてくれなかったんだ!円盤はいつ出るんだ!って思うくらい、また観たくなる作品でした。円盤出たら買います………。

 

 

そんなに何が良かったのか、という感想をここからズラズラ書き残していきます。結構がっつりネタバレしていくので、観に行く予定がある人は読まないほうが吉かもです。

 

あらすじ

巨大なモンスターみたいな見た目のキャラが主人公のミーゴ(イエティと呼ばれる種族)で、彼らイエティは雲の上の雪山で村を作って生活してる。そこには細かいルールがあって、みんなそのルールがどうしてあるのか本当の理由を知らずに暮らしてる。ただそれに従っていれば平和に暮らせると信じている中で育つから、その教えに対して疑問を抱くこと自体がNGだという雰囲気が村全体にある。

 

その教えっていうのはいろいろあるけど、映画を観ている側(わたしたち人間)からしたら意味がよく分からないものばかり。これは映画の中で明かされる秘密が関係してるんだけど、それは一旦置いとく。その教えのひとつに、自分たちの住む雲の下は何もない空っぽの空間だとか、スモールフット(=人間のことなんだけど)という存在しない伝説の生き物の言い伝えがある。

 

ある日、雪山の端っこに飛行機で不時着した人間をミーゴが見つけて、その特徴がスモールフットまんまだったから「教えでは存在しないって言ってたけど、スモールフットって現実にいるんだ!」と気付く。仲間のところにそれを言いに行くけど、そのスモールフットが風に飛ばされて雪山の下に消えてしまったから、証拠がなくて誰も信じてくれない。

 

嘘つき呼ばわりされたミーゴは村から追い出されることになるけれど、ひっそりと村の中でもルールに対して疑問を抱き続けているグループに仲間に入れてもらって、スモールフットを探し出すことで嘘つきの汚名を返上しようとする。意を決して雪山を降りるとそこには山や街があって、「雲の下には何もないって教えも嘘だったんだ!」と気付く。

 

そこから宮野さんが吹き替えをしてるキャラ・パーシーと出会って、スモールフットの存在を証明するために故郷に連れて帰るけれど、村の長(教えを広めている張本人)から「昔は下界で人間とエイティが共存して暮らしてたけど、イエティを恐れた人間に攻撃されてこの山に逃れてきたという歴史がある。二度と同じことが起きないよう、下界と切り離すために村の教えを作った。村のルールはこの種族を守るために必要な嘘だ」という主旨の秘密を打ち明けられる。

 

それを知ったミーゴは真実を話すことのリスクに気付いて、村のためと「パーシーはスモールフットじゃない、勘違いだった」と話すけど、誰も見向きをしなくなってしまった。そんな中でパーシーが高山病になってどんどん弱っていくのを見たミーチー(スモールフットの存在を密かに追い続けていた仲間)が、パーシーを下界に帰すために山をこっそりと降りる。それを知ったミーゴは再び下界へ降りるけど、ミーチーが人間に攻撃されて……

というかんじのお話でした。肝になる部分まで書いたら長くなってしまいました。

 

悪役がいない作品

道徳的にすごく良い題材の映画だったなという印象が強いんですが、一番は悪役がひとりもいなかったということに尽きます。ちょっと考え方がズルかったり誠実でないキャラも最初はいるけど、基本的にはみんな善人で、平和や仲間を大事に想ってるキャラばかりなんですよ。

どんな作品にも起承転結があるものは多くの場合「悪役」にあたる人物がいて、分かりやすい悪役像だと世界征服を企んでいるとか、人類滅亡のために化学兵器をばらまくとか(デスノートかな)……そういう行き過ぎた悪の心を持っている人物がいる作品って少なくないと思います。でもそういう場合って、もちろんその悪役はその人の中に持っている正義に従ってそういう行動を取っている場合もありますが、たいていの視聴者には理解できない思想だし、「悪役」っていうレッテルを貼るための悪役であるように見える。「悪役だから」悪いことを企むし、「悪役だから」醜く映るべき、みたいな。無意識に「だって悪役だから」で済ましてしまって、その行動の真意を汲み取るところまで気持ちがたどり着かない。

でもこの作品にはそういう悪役らしい悪役がいないんですよね。みんな願うことは種族の平和や安全な生活だけど、それを守るための手段や考え方はぶつかることだってある。ミーゴは真実を知ったうえで未来を決めたい、村を執り仕切る者の立場からすると余計な恐怖は知らずに平和な暮らしを守りたい。そうなったときにどうやって解決するか?どう行動していくか?

こうやって主旨を汲み取っていくと日常生活にも同じような場面はいっぱいあるし、映画を観終わった頃には自分の生活をちょっと思い返してみたり、なんだかストンとリアルに落ちてきたような感覚がするすごい映画でした。ここがただ「エンタメとしておもしろい」以上のおもしろさを出していた作品だと思います。

 

案外グサグサ刺してくるセリフがいっぱい

基本的にはプロモーション動画の通りコミカルに描かれるんですが、社会という沼に足を取られる人間にはすごーくドキッとするセリフが散りばめられていました。

教えの秘密を知ったミーゴが、少し前までは楽しく気楽に生きてきたのにと落ち込むんですが、「無知は楽だった」とか「知識があるって複雑だ」とこぼすシーン。さらっと言うけど深いセリフだなと思った。知らないことは楽、その気持ちが分かって初めてストーンキーパー(今更名前出しますが村の長です)と対等に話ができるようになるんですよね。少なくとも無知であるうちはみんな平和だったんです。でもミーゴのように疑問を持つ者が現れた途端に崩れかけるような、すごく脆いものでもあります。

実際にそうやって疑問を胸の奥に沈めることにしたミーゴの父親は、ミーゴに対して「考えないことに麻痺しちまった、でもそれもじきに慣れる」というような、ちょっとドキッとするセリフをぶっこんでくる。

物語の核となる部分では、従来から存在するルールに対して何の疑問も持たずに生きることへの危機感みたいなものをそれとなく伝えてくる作品だったのも、作り方がうまい映画だと思った理由のひとつでした。

 

最後には「これからどうするかはみんなで考えよう」という方針で固まりましたが、村のイエティたちにも歴史を説明したうえで、再びイエティ総出で下界に降りてきて人間と交流しようとしてたのはちょっとびっくりしたけど(笑)めっちゃ攻撃されてたのにそんな無防備でええんかい〜!と思わなくはなかったんですが、最後くらいエンタメ中のエンタメみたいな終わり方じゃないとスッキリしないしね!

主に人間に攻撃されていたミーチーがしっかり理解のあるキャラで、「私たちの方が何倍も大きいから怖がらせちゃってるのよ!」ってスモールフット側の思考に歩み寄ってくれるキャラだったのも大きいと思います。わたしだったら多分下界に降りるか降りないかで一生迷ってるあのちっちゃいキャラになってるから……。

 

真実を隠すか、残すかの対比

なんだかこれも印象に残ってるんですが、追い出された側の種族であるイエティたちは真実を隠したうえで平和を保つ道を選び、追い出した側すなわち戦に勝利した人間たちは歴史を資料として残して生活しているというなんとも人間くさい対比もリアルだったなあ…。戦は勝った方が正義になる、みたいな考えのセリフか何かをドキュメンタリーか何かのアニメで見聞きした記憶があるんですが、まさにそれに通ずるものを感じました。

このアニメでは異種族間の問題として描かれていますが、種族が一緒でも十分起こり得ることっていうリアルなメッセージ。まさかこんなかわいいビジュアルの映画でこんなこと考えさせられるとは思わなかったなあ〜。

 

内容も素晴らしかったけど、宮野さんも素晴らしかった

めちゃくちゃ宮野さんハマリ役だった!!!!!

この作品、このキャストで良かったありがとう〜〜〜!例のプロモーション動画から受ける印象とクオリティそのままで全編ずっと続きました。テンションの話ではなく出来が良かった。最近よくある主人公やヒロインの枠に俳優さんを持ってくるタイプの映画、手法としてはアリなんだろうなとは思うんですが、こういう海外もののアニメーション作品だとやっぱり声優さんが演じるクオリティの高さを感じるし、付け焼き刃の声の演技じゃこの仕上がりはできないだろうなと思いました。

ちなみにわたしのお気に入りシーンがこれ。このスマホに向かってリポートするパーシーがめちゃくちゃ好きです(笑)


宮野真守演じるキャラが必死!アニメ映画『スモールフット』命がけのリポートシーン公開

この作品はミュージカル映画の枠に入るんですかね?何枠…?宮野さんだけじゃなく他の主要キャストさんのミュージカルシーンもすっっっごく良くて、映画館の音質で聴けて良かったな…。

 

しかしプロモーション不足なのが残念

内容がこれだけ良かった反面、プロモーション不足すぎてこの映画大丈夫か…と思ったのも事実。ヒットするしない以前に、映画の存在すら声優を追っかけてる人しか知らないのではレベルでプロモーションが弱い。

宮野さん、海外アニメーション作品の吹き替えはいろいろお仕事もらってると思うけど、個人的には一番おもしろかったと思うくらいには好きな映画でした。ざっとツイート検索しても評判は良いので、口コミで広がってほしいしヒットしてほしい〜!

 

以上、映画「スモールフット」の感想でした!

「KING SUPER LIVE 2018」感想

キングレコード所属アーティストによる豪華アニソンフェス「KING SUPER LIVE 2018」に行ってきました!今回で3回目の開催で、会場はなんと東京ドーーー〜〜〜〜〜ム!(マモラート)

遠征民なのでお金と休みの都合をつけないといけない+他の出演アーティストの曲をあんまり知らないの二大不安要素があり、これまでフェス系のライブは見送ってきたタイプの人間でしたが、今回は《東京ドームに立つ宮野真守(初)》という魅力的な字面に誘われてチケットを取りました。翌日の仕事の都合をつけるために動きやすいようぼっち参戦だったんですが、チケットを取った後に「初めてのフェスにぼっち参戦って早まったか?」とちょっと冷静になりました。まあ大丈夫でしたけど!

 

東京ドームの最寄駅・水道橋駅に着いた瞬間から大勢の男オタクがぞろぞろ同じ方向に歩いていて、普段マモライで見る光景と違いすぎてこの時点でちょっとビビる(ビビり)。駅前は政治の抗議演説とチケットを安価で譲ってもらいたい人たちの集団と様々なオタクが混じり合っていてあまりにもカオスな世界だった…。

人の流れについて行くと、見えてきました、東京ドーム!

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ちゃちゃっと撮っただけだからこの2枚しか写真なかったよね…。

会場に入る前は、「東京ドームってどんだけ広いんだろうなあ」とか「豆粒だろうなあ」とか考えたりして、とてつもなく大きい会場なイメージでしたが、実際に足を踏み入れてみると案外そうでもなく。大きいのは大きいですが、ステージもそんなに遠く感じなくてちょっと拍子抜けでした。ちなみにわたしは1階のほぼ最後列あたりで、表情はたしかに見えないけど動きはちゃんと見えるし、モニターも大きかったので特に豆粒だったな〜というような印象ではなかったです。

行く前は《東京ドームに立つ宮野真守(初)》が参加を決めた理由でしたが、今振り返ると「会場ってそんなにこだわるポイントじゃなかったかもな」と思っています。宮野さんがステージに立てば、別に会場の大きさなんて関係なくホームになるんだから、自分が東京ドームという会場にこだわっていたことなんて公演中は忘れてましたしね。

 

まずは宮野さんの出番についての感想から〜!

宮野真守セットリスト・参加曲

  1. EXCITING!
  2. テンペスト
  3. SHOUT!(ダンスアレンジ・コーレスあり)

 

アニサマでも毎度そうですが(円盤でしか見たことないけど)、フェスの宮野さんって出てくるとき「絶対これ宮野さん出てくるやん……」って分かりますよね。バーン!!!って急に出てくるんじゃなくて、先にオタクっぽくないオシャレなズンズン音楽(表現が見つからない)が流れるパターン。それでダンサーが出てくるんですが、そのダンサーがチームマモのメンバーだって認識するより先に「次宮野さんだ……」って空気で分かりますよね…なんと分かりやすい推し……。

会場はアリーナ後方に孤島のサブステージがあったんですが、そこにポップアップで現れる宮野さん。ライブツアー「EXCITING!」の最初の登場のときみたく、少しの間静止して、からの〜〜〜、「カモン!」でEXCITING!が始まりました。

ソロライと違ってフェスっていつが出番か分からないので、もう本当に「嗚呼、待ち望んだ推し」って感じだったんですよ。もちろん推しを待つ間のステージも楽しいんですが(これについては後で書きます)、推しがステージに出てきたときの、体の中心からグツグツ上の方に血が巡る感覚はやっぱり推しにしか発動しない。

EXCITING!は最近の曲で特にタイアップされている曲でもないので、宮野さんファン以外の人は初めて聞く方も多いんじゃないかなあと思っていましたが、みんなで参加するナッナナーナーナーナナー(略)で左右に手を振るところも結構その場のノリで揃っていたような気がします。あの光景しばらく忘れられないな。

フェス初心者だったので、個人的には一番目新しかったのはSHOUT!のコーレス。女性より男性の声の方が多いコーレスって、現時点のマモライではまあ体験できないので、すごく記憶に残ってます。わたしの席の周りが男性ばかりだったのもあって、「女の子〜!」のターンで頑張って叫んだけど、普段のマモクラ男子たちめっちゃ頑張ってるんだな…って思いました。

 

あと余談ですが、宮野さんが出てきたときに「今日の衣装、キンプリ(ジャニーズの方)がMステのウルトラフェスで着てた衣装の黒バージョンじゃん!!!」って思ったんですが、ブログで

衣装のコンセプトは「King」と「Prince」です……☆
(↑宮野さんのブログ文章風)

って言ってて最強のひとりキンプリだなと思いました。

 

水樹奈々さんの3曲目で新曲「結界/水樹奈々 feat.宮野真守」に参加

 

これめっっっっっちゃ良かったんですけど………(合掌)

奈々さんが3曲目に入るとき、ステージには奈々さんしかいなくてそのまま結界のイントロが始まってしまったので、「まさか宮野さんなしで奈々さん一人で歌うの!?もったいない!!」と思ったところでステージ後方から急にすごい勢いで走ってきた宮野さん。良かった〜〜〜!!!!!

奈々さんと宮野さんのデュエットはたまにアニサマやテレビ番組で拝見できる機会があって、毎回お二人とも歌はお上手だし表情が生き生きしていて、短い歌の時間の中で情報量が暴力並に降ってくるんですよね。そんなお二人、コラボはあっても曲にしっかりと名前が乗る形の参加は結構珍しいことだと思うので、そりゃ期待値も高まるじゃないですか。でもそれを悠々と超えていくパフォーマンスな…。

本人たちは特に打ち合わせをしてやっているわけじゃないそうですが、歌の途中でお互いの顔を見たり身体をそらすタイミングだったり、そういうのがぴったり合っていて「一緒に歌ってる!」っていう楽しさみたいなものがビシビシ伝わってきました。

宮野さん、噛みつかんばかりに奈々さんに近づいて歌ってたんですが(まじであれはライオン)、奈々さんがそんな宮野さんに対してキッと睨み返すような強い目力で歌ってたシーンがあって、あれはもうすんごく胸熱でしたね…。奈々さんの強い目線をピンポイントでカメラで抜いてくれたカメラマンさんありがとう!!!

 

angela蒼井翔太内田雄馬宮野真守コラボユニットとして水樹奈々さん・西川貴教さんの「革命デュアリズム」に参加

 

伝説のコラボじゃない………?

参加メンバーがひたすら >>>強い<<< のと、選曲よ……。angelaのatsukoさんと蒼井くんが奈々さんのパートを、雄馬くんと宮野さんが西川さんパートを歌っていました。蒼井くん、奈々さんのパート原キー。奈々さんもびっくりしてましたが、わたしもびっくりしました。無理して原キーじゃなくて普通に原キーでこなしてた。

多分テンション的にはこれが一番テンション上がった。宮野さんの西川さんパートがめちゃくちゃかっこよくて、「ついてこい夢の果て〜♪」シビれたな〜〜〜!!!5人がわちゃわちゃ思い思いに歌ってるのがなんか可愛くて(でも歌声は全然可愛くない、つよい)お腹いっぱい。円盤買います。

 

全員で高橋洋子さんの「残酷な天使のテーゼ

 

最後にみなさんひとりひとりの挨拶を聞いた後に、みんな知ってる名曲。豪華〜!すごい人たちが一列に並んで歌ってるの、改めてすごい。

 

 

キンスパ感想

ほぼ予習なしで、他の出演者の方の曲もそうたくさんは知らない状態で行きましたが、楽しかったー!!全体総じて思ったのは、安直な感想になるけどみなさん歌がうますぎる。

(´-`).。oO(かわいい…)
(´-`).。oO(つよい…)
(´-`).。oO(歌がうまい…)

だいたいこのローテーションでしたね。

 

ちょくちょくピックアップしながら感想。

angela

最初からめっちゃ楽しかった! \ウ!ハ!/
atsukoさんの過去のキンスパ衣装もあの強烈なライオンにびっくりしたんですけど、今回もライオンを纏われていました。つよい。

上坂すみれ

かわいい………(かわいい)。曲もすっごい可愛い&独特!MCで個性ぶっ放してておもしろかったです。「なんでクビにならないんだろ〜?だってキングレコードは正当オブ正当、戦時中は軍歌を出しまくり、昭和は歌謡曲を出しまくり、最近は水樹奈々さんの曲を出しまくり……っていうすごい会社なんです!!」ってお話してたのが斜め上のコメントすぎてツボでした。

堀江由衣

「ヤッホ!!!」をまさか体験できる日が来るとは…。

内田雄馬

アニメのライブイベントなんかではステージ慣れしてると思うんですが、キングレコードでデビューして初の内田雄馬名義の曲を披露するステージが東京ドームってすごいですよね。しかも、新人っぽくなかった……出来上がってた………。ダンスもかっこよかったしお客さんを見ながら盛り上げてくれるし、器用だなあと思いました。そりゃ期待されるよなあ〜。

林原めぐみ

ご本人を前にしてもムサシだ………らんまだ………ってキャラクターの顔が浮かぶくらいには小さい頃から馴染みのある声なので、なんか不思議な感じだったなあ。衣装が一番シンプル・カジュアルなのに、一番大胆で印象に残るというギャップ含めかっこよかった〜!前から見たらシンプルな白Tシャツなのに、後ろの背中の部分がガバッと開いたセクシーな衣装だったんですよね。かっこいい大人の女の人っていいよね。

水瀬いのり

かわいい………(2回目)。「夢のつぼみ」しか知らなかったけど曲めっちゃ好きかもしれない。声の伸びがすごく聞いてて心地よくて、ちっさい身体にとんでもねえパワー持ってるなと思いました。今度CDレンタルしてこよ。

蒼井翔太

いつもプリライでお兄さんたちに囲まれて「弟の蒼井翔太です!」な姿しか知らなかったので、正直頼もしい蒼井翔太くんびっくりしました。前レーベル所属時代の、それも最初らへんの曲しか知らなかったので1曲目の「零」でめちゃくちゃ好みな和ロックが来て「なんじゃこりゃ〜〜〜!?!?」ってテンション上がった。あと最高に良かったのが3曲目の「Eclipse」の最後。蒼井くんずっと声伸ばしてて、それが結構長かったので観客の方がペンライトを「これ以上腕伸びへん」って感じで降ろし始めたのを察知したのか、カメラにすっぱ抜かれてた指をクイクイッて煽ってきたんですよ!!!!!急に元気になってウオオオオ〜〜〜!!!ってなっちゃった。めちゃくちゃ良かったです。
余談ですが、フォロワーさんも言ってたけどサビの「真っ赤な血が〜♪」のところでバックモニターの映像が血小板が流れてる映像(?)ですごいツッコミ入れたくなった。血ってそっちかい!

小倉唯

かわいい………(3回目)。「はにかむー!」ができて楽しかった。

水樹奈々

奈々さんの歌声ってひとりで10人くらい歌ってそうなくらいパワフルですよね…。2曲目の「SCARLET KNIGHT」はアニサマで宮野さんとデュエットしてた曲なので、聞けて嬉しかったー!

 

 

備忘録

そうそう、最近始めた公演時間諸々の記録です。

開場は開演の2時間前からで、わたしは30分前くらいに行きましたが列もなくスムーズに入れました。東京ドームって500ml以上のペットボトルの持ち込みが禁止されているらしく、それ以上の大きいサイズのペットボトルを持ち込んでしまった人は、はみ出た分を紙コップに移し替えられていました。本数はかさばりますが紙コップ手持ちは避けたいし、大人しく500mlペットボトルにすべきですね…。

開演(16時)はほぼ定刻通り。終演は4時間の20時予定でしたが、ソロの大トリだった奈々さんの出番が終わったのがちょうど20時くらいでした。そこからコラボ曲と挨拶、最後に全員で歌った残酷な天使のテーゼで終演。20時半過ぎだったので、規制退場含めなんだかんだ21時前くらいにはなってたと思います。

やっぱりフェスは終演予定時刻プラス1時間くらい余裕を見て計画立てた方がいいな。

 

 

そんなこんなで、フェスの醍醐味を味わいつつ宮野さんの初東京ドームのステージを見届けられて良かったです。今回はコラボの2曲がほんっっっとうに大満足でしたね…。やっぱりソロライにはソロライでしか受け取れないものがあって、わたしは宮野さんだけで満たされた空間が好きだったりもするんですが、いろんなファンが混じった会場で見る宮野さんも目新しいものが見れたりするので行って良かったなあと思いました。

マモライ行きたい(結局一周して戻ってくるのはここ)!

マシュマロお返事

marshmallow-qa.com

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メッセージありがとうございます。

最近ファンになられたんですね!今年は特に宮野さんの音楽活動10周年イヤーなので、あなたやわたしも含めファンみんなで一緒に楽しむことができて(いると信じています)嬉しいです!

Last Aroundすごく素敵な曲ですよね。わたしも宮野さんを追っているのがここ5年くらいのわりと最近好きになった層の人間なので、歌詞の意味が本来と違うこともあるかもしれませんが……。ただ、あまり聴く側に曲の解釈を固定しないでいてくれるので、そういう楽しみ方も良いのかなあと個人的には思っています。それがあなたや、誰かに少しでも共感してもらえたりするならとても嬉しいです!(もちろん押し付けたりはしないので、共感してもらえるところだけで十分なのですが!)

相変わらずマイペースにですが、これからも感想なり何かつくったりをゆるく続けられたらいいなと思っているので、もしよければお付き合いください。

ありがとうございました!

「Laugh & Peace presents 宮野真守 アニバーサリーライブ ~REQUESTⅡ~」感想

宮野さんのファンクラブ限定10周年アニバーサリーライブ「Laugh & Peace presents 宮野真守 アニバーサリーライブ ~REQUESTⅡ~」へ行ってきました!

感想は生もの!!!!!生で浴びたこの感覚を忘れないうちにダーッと感想を書いていきます。毎度のことレポというよりは個人的な感想です。

各メディアの公式レポはここらへんで読めます。

 

セットリスト

  1. SUN/星野源
  2. 僕は君に恋をする平井堅
  3. HIKARI/宇多田ヒカル
  4. 星になれたら/Mr.Children
  5. クオリアUVERworld
  6. 永遠未遂にグッド・バイ/文豪ストレイドック太宰治キャラソン
  7. 何度も生まれては消えていく雪のようなもの/ちはやふる 真島太一キャラソン
  8. Over the Dream/Free! 松岡凛キャラソン
  9. EGOISTIC
  10. BE
  11. 久遠
  12. FOREVER LULLABY
  13. SUPER★SOUL
  14. WONDER LOVE ※アンケ1位
  15. そっと溶けてゆくように(アンコール)
  16. EXCITING!(アンコール)

事前にファンクラブ内でとったアンケートをもとに、カバー曲・キャラソン・ランキング形式上位6位に入ったオリジナルソングで構成されたセトリでした。

カバー曲は宮野さんが出演した作品の主題歌だったり、「宮野さんが歌いたい歌が聞きたいです」という奇抜な(?)リクエストに対して「アンケートで来なかった曲で僕が好きな曲」で応えていたり、宮野さんとその曲に何かしらエピソードや所縁のある曲が選ばれていました。

キャラソンは3曲とも続編の制作が決まっているもので、宮野さん自身のアーティスト活動10周年というタイミングで、今まで寄り添ってきた作品が続いていることを喜ばしく思う気持ちが伝わる選曲だったなと思います。わたしは勝手にアニメが終了した作品で今では生で聞くのが難しい曲が選ばれたりするのかな〜なんて思っていましたが、「これからの宮野真守!」感が強かったな。ちなみにわたしはプリストのギャラスタの曲をダメ元でリクエストしたけど、やっぱりこれは難しいよねえ…グループで歌ってこそだもんね…。いつか生で聞いてみたい!

オリジナルソングはFCのアンケートで集まった上位6曲を披露してくれました。宮野さん曰く「ファンクラブならではの選曲」でした、本当に!!!ベストアルバムのアンケートでも入選してたのにEXCITING!のライブツアーでセトリに入らなかった曲とか、最近ライブでセトリに入っていなかった曲とか、BEや久遠のような初期の曲とか。わざわざ“ファンクラブ限定”として開催するライブとして、とても意味のあるセトリになっていたと思います。

 

感想

わたしは推しが出ているアニメはすべてちゃんと見ている優秀なオタクです!と言えたらいいんですけどそうではないので(ごめんな!)、追えていない作品の話だったり宮野さんを知る前の話だったり、今回初めて知ったことも結構多かったです。芸歴が長い人は底が深い……わたしもまだまだ新参者ですが、それでも数年は追いかけてるのに宮野真守という人をつくっている輪郭に触れらないというか、沼を泳げば泳ぐほど底が遠ざかっていく感覚すらします。停滞しているところを見たことがないから、泳ぎ切れることなく追いかけ続けてしまう気がする。でもそれって幸せなことだよなあ。

 

カバー曲

カバー曲の構成、よくできてると思いました。中には自分が知らなかった曲もありましたが、枠組みで捉えていくと前回のリクエストライブを円盤で見て心底あの場にいたかったと思った未練も少し和らげてくれるセトリでした。前回のアニバーサリーライブの円盤を見たときに個人的に思ったことがあって、それを枠組みにするとこうだったんです。

  • ハナミズキ:女性歌手枠。男の人が歌う女性歌手の曲って絶妙に中性的な良さがあって、わたしは今回この枠がいちばん聞きたかった。
  • even if:平井堅枠。平井堅さんの曲って宮野さんが歌で表現したい“表情”みたいなものを表すのにすごくマッチしていたのでもっと聞きたい。
  • 小さな恋のうた:「声優・宮野真守」じゃない宮野さんの学生時代を垣間見れる思い出枠。

この3つの枠組み、今回のアニバーサリーライブにも同じ枠組みが用意されていたように思います。あと、「おげんさん」の番組からできた縁をつないで、ファンの間で期待されていた星野源さんの曲を最初にぶちかましてくれたのも、つくづく期待を裏切らない人だなと思いました。

そして個人的にめっちゃくちゃ良かったなと思ったのが「僕は君に恋をする」でした。「僕は君に恋をする」の歌詞に「泣くなよ、バカだな」っていうフレーズがあるんですが、ここを歌うときの宮野さんの歌声に人を愛しいと思う気持ちがありったけ込められているように感じました。MCで「平井堅さんの曲が大好きで、この曲の“大好き”っていう気持ちをいろんな言葉で綴られているのがすごく良いなと思う」と話されていて、いやあホントそれだなと……。

 

「泣くなよ」って言いながら大好きを伝えて、「バカだな」って言いながら大好きを伝えて…。

アアァ〜〜〜〜〜(大の字で寝転がる)

 

こういう言葉の裏に隠れた意味みたいなのが大好きなんですよね…。「僕は君に恋をする」って、少女漫画の「僕の初恋をキミに捧ぐ」の実写映画の主題歌じゃないですか。わたしは聞いてる間にずっとこの漫画のことを思い出していたんですが、宮野さんは原作の内容を知ってるのかなあ。読みたくなってきた。

あと「クオリア」も好きだったな。UVERworldの曲ってダイナミックな声の伸びが良さのひとつだと思うんですが、「心臓にもない 脳にもない 何処にも見当たらないココロ」のフレーズでの力強い声と歌っているときの仕草が印象に残ってます。

余談ですがこの曲を歌う前にMCで作品の話をされていて、「最後の◯◯のシーンでこの曲が入ってきて『やっと出逢えたんだね』って歌詞がくるの最高だよね」みたいなことを宮野さんが言ってて、「宮野さん、オタクが言いそうなこと言ってんなァ」とか思ってました。

 

キャラソン

文ストとちはやふるのキャラソンは初聞きだったので割愛させていただいて、Free!の凛ちゃんの「Over the Dream」は一時期アホみたいに聞いてたのでテンション上がりましたね…。歌詞が凛ちゃんの人となりを表していてすごく好きなんですよね。

回りくどいこと言える気はしないし 多分俺はまた押し付けてしまう
わかったような顔して飲み込めるほど 無関心になんてなれやしないから

どうにだってなれるけど、そんなんじゃなくて 誰だって行くべきステージがある
真っ先に選びたい未来の声を コタエにできる俺のまま

「Break our balance」の危うげな凛ちゃんから「Over the Dream」でこの真っ直ぐな歌詞がつく凛ちゃんのキャラソン良いよなあ〜〜〜。

 

オリジナルソング

ランキング形式にも関わらずこのセトリの秀逸さ。さっきも書いたけど“FC限定ライブ”という看板に対してファンがその意義を汲み取って投票した結果がちゃんと反映されていて、毎度すごいなと感心する。わたしは今回宮野さん名義の曲はアンケートに入れなかったので結果にはノータッチでしたが、ファンクラブに入ってからこの統率力みたいな不思議な力には毎度驚いています。

宮野さんは活躍の場が幅広くて、自分を押し出す表現というよりよりはプレイヤー・表現者としての軸が太い分、「こういう場では宮野さんのこういう姿が見たい」っていう需要のカテゴライズみたいな選択肢が人より多い気がします。宮野さん名義の曲にも大いにそれは言えることで、その場その場でテーマがあって「じゃあこういう場ならこういうのが聞きたいです」ってファンがその場に合ったリクエストを自然にしているのがすごいなあと。ただ絶対人それぞれに好みはあるだろうし、もし仮に今回が最後のライブですってなったら自分の好きな曲をリクエストすると思うんですけど、この先も必ずこういう場をつくってくれるっていう未来の信用みたいなものがあるからこそ、じゃあ今回は普段聞けない曲をリクエストしようという気持ちになるんじゃないかなと思う。その未来の信用を今までつくりあげてきた宮野さんだからこそ、ああいう場をつくれるんじゃないかなあと思ったりして。

個人的にいちばん嬉しかったのは「WONDER LOVE」でした。唯一「Laugh & Peace」が歌詞に入っている曲。FCイベ関連のアンケには何度か書いていたんですが、前回のFCイベではセトリに入らなかったので念願のWONDER LOVE!

それと今回は猛烈な台風や北海道の地震で災害が多い週と不運にも重なってしまったので、残念ながら来れなかった人もいたんじゃないかなと思います。わたしの前の席も事情は分かりませんが空席で、チラッとそれが頭をよぎったときにWONDER LOVEが刺さる……。

突然の悲しみがおそっても
迷わずにこの歌を歌うから

Beautiful LifeやMOONLIGHTに近い想いがここにも込められている気がする。今回のリクエストライブ、FC限定で円盤になるそうで本当に良かった。 

 

あと、もうひとつ感動したこと。
すべての演目が終わって最後の挨拶のときに「POWER OF LOVE」のインストが流れたのですが、誰からともなく会場全体が口ずさんで、サビに差し掛かる頃にはPOWER OF LOVEの大合唱になりました。宮野さんがステージから捌けても最後まで音楽を止めずにいてくれるスタッフさんと、最後のフレーズまで大合唱で歌い切るファンと、会場全体から拍手がわき起こる空間。多幸感に満ち溢れてた!宮野さんが込めた想いが間違いなく観客に届いていて、その中に自分もいると感じさせてくれるあの空間が好きです。

前にお客さんが入っていない番組で「EXCITING!」が披露されたのを見たときも思ったけど、宮野さんが最初から“ライブでみんなも参加できる曲としてつくった曲”をテレビで見ると物足りなさを感じることが多くて。でも、最初から受け取る対象を曲に加えてくれてるからこそそう感じるんだと思えば、それもひとつの良さかなと思うようになりました。見てくれる人がいるからこそ成り立つ曲。あの光景を見ると、宮野さんが言う「僕の活動は見てもらえないと何の意味もないんです」の言葉に含まれるうちのひとつがこれなんだろうなと思ったりもしました。その分こうやって人が集まるとCD音源の何十倍も力を持って響くのを実感するので、宮野さんが思い描く「愛はここでひとつになる」とはこういう光景のことを言うのだろうなあ。

 

ツアーほどコンセプトがしっかりしているわけじゃないし、タイトル通り「リクエスト」に応える主旨のライブなので良い意味で落ち着いた雰囲気のライブでした。ただそれが逆に緊張材料になっていたのか、ちょっとドキドキした場面もありましたがそれも含めてツアーとは毛色が違っておもしろかったです。

ザーッとここまで書いてきてまた構成やMC寄りの感想になってましたが、要は宮野さんがつくってくれる空間が好きです。FC限定という空間だったからか、今回のいちばんの感想はそれでした。

 

情報解禁

アンコールで出てきてくれた宮野さんから4つ、情報解禁がありました。

  1. 1st写真集のタイトル決定。タイトルは「Player」。


    写真集発売の情報が出たときのコピーに「STAR」という単語が入っていて、テーマが「スターな宮野真守」だそうですが、タイトルを決める際に宮野さん自ら表現者としてのタイトルをつけたいと希望して「Player」としたそう。宮野さんの一貫した姿勢がこういうところに出てくるのほんとうに好きだなと思う。

  2. (直近で出演発表があったけど)リスアニのライブに出演決定。


    10周年イヤーはフェスにたくさん出演されるみたいです。リスアニのライブって初めて?だよな多分??

  3. このアニバーサリーライブの円盤がFC限定で販売決定。
    FC限定ライブだったので円盤には残らないのかなと思っていたのもあって、すごく嬉しいです!その日のうちに予約が始まってて仕事が早い。早速予約しました。

  4. 新曲制作中!
    聞いた感じだとまだまだ取り掛かり始めたばかり?のようなので、具体的な情報解禁はまだ先になるようですが新曲を用意し始めているとのこと。
    宮野さんはマルチに活躍している方なのでファンの入り口って分かれると思いますが、わたしはライブ円盤から落ちたオタクなので新曲リリースやライブ開催の類がいちばん嬉しいです。個人的にはそろそろ成本さんの曲を歌ってほしい…くるかな…こないかな……楽しみだな!

 

物販とか公演時間とか諸々の備忘録

ブログのコメントでイベントがだいたい何時間くらいあるか分かるかという質問をいただいたり、それと同じような検索キーワードでこのブログにたどり着いてきている方がいるようで、たしかに残しておいたら後で自分の役にも立つかもしれないので残しておきます。

物販

10時開始予定が大幅に早まって8時半頃にスタート。9時前に並びましたが買い終わったのが14時頃で、ざっと見積もって5時間くらい並んでいたことになりますね…。

熱中症対策で待機列の上にミストシャワーが設置してあったり、少しでも屋内に人が入れるようにサブアリーナという横アリ内の体育館みたいな部屋に列を誘導してくれたりと配慮がたくさんあったのですが、マモライでここまで長時間並ぶことって珍しかったので結構体力を消耗しました。レジにつくギリギリのところでちょうど売り切れが続々出てきてしまってちょっと悔しかったけど、ガチャは在庫潤沢そうだったしさすがのマモライ物販でした。

グッズのルームウェアのボトムスだけ、台風被害の影響で関空からの出荷ができなくて販売中止になってた。FC通販では販売されるみたいですが、ここにも台風の影響が……。

公演時間

18時開演予定で、5分くらい押してたかな?ほぼ予定通りにスタート。終了が20時半頃だったので、公演時間は約2時間半でした。

ステージパターン

アリーナを横に使うBパターンでした。センター席とアリーナ席の間の通路でトロッコが走りました。

www.yokohama-arena.co.jp

 

次はキンスパの東京ドーム!

フェス系が苦手でこれまで避けてきたんですが、宮野さんの初東京ドームを見届けたくて弾丸遠征プランを計画しています。東京ドームに立つ宮野さんを見てどんな気持ちになるんだろうな〜という自分でも未知な期待を持ちつつ、単純にまた新しい場所に連れて行ってもらえることが嬉しいなと思います。アリーナでのライブはたくさん見てきましたが、ドームってわたしの中では初めてなのでどんなもんなのか楽しみです。