マモの楽曲のタイトルでロゴ制作の練習②
ロゴ制作の練習として始めた「マモ楽曲のタイトルロゴ制作」がまた1週間分たまったのでブログにまとめて載せます。わたしにしてはいいペースで制作できてるぞ。
▼マモの楽曲のタイトルでロゴ制作の練習①
180413「TRANSFORM」
狼と満月
こっちは完全にお遊びなのですが、TRANSFORMの歌詞の「どんなJewelryより惹き込まれる優しい視線」というフレーズがめちゃくちゃ好きなので、そういうコンセプトの化粧品ブランドとかあればいいなあと思ってできた妄想の産物です。綺麗になった女性のからの視線、ほしい!
180414「REFRAIN」
「君の声が聞こえなくて」「僕の声が聞こえますか」「ここにいるよ」などのフレーズから、静寂にただただ声が響いている様子を思い浮かべながらつくりました。
180418「愛溢れる」
この曲をつくられた油潮さんが、お子さんを授かった時期に書かれた曲だというイメージが強いので、人肌よりちょっと赤みとかピンクがかった色・いちごオレみたいな色にきらきら優しい光が漂っているようなイメージ。声に出してみたい日本語の良さがあると思っているので、発音したときの上げ下げをイメージした位置に文字を配置。
180418「逆さま地球」
陽気で楽しげなイメージで、るんるんしてる感じが伝わればいいな〜。
180419「SUPER★SOUL」
僕のポテンシャルならこんなもんじゃない!
わたしの頭の中では、赤の柄がチカチカ回ったり弾けたりしています。
180419「ヒカリ、ヒカル」
ジャケットの光の中の満月のイメージに引っ張られてると思う。
180420「トロイメライ」
透明な幻影
明日ラジスマでツアータイトルと投票結果とベストアルバムの収録内容が発表されるんですって………。GOLDEN NIGHTに捧げた約1ヶ月が報われていることを願うばかりです。場合によっては旅に出ますので探さないでください。いや、やっぱり探してください。
第二回 推しコーデプレゼンオフ会をしました
またまたやってきました、推しをイメージしたコーディネートでオフ会を開いてプレゼンをする会=推しコーデプレゼンオフ会!今回は第二回目の開催で、メンバーがひとり増えましたヤッタネ!メンバーが増えたことによってさらに濃くマニアックな会になったので、まとめとしてレポを書きます。
◆前回のおさらい
◆オフ会のテーマ
- ドレスコードあり。自分の推しキャラ・推しカプ・その他愛してやまない推しに関するものをイメージしたコーディネートで参加すること。
- 今回はそれに加えて、好きな言葉(歌詞のフレーズや小説の一節、なんでもOK)を掘り下げてプレゼンすることをテーマに設定。
- なんでもいいのでプレゼン資料を持参する。
前回と比べて新しく追加された要素が上記の②でした。
◆メンバー
- わたし マモクラ、GNにお熱、黒バスの黄黒が好き。
- かもちゃん ワートリ民、創作の水彩画が素敵。
- あゆちゃん 今回の新メンバー。おお振りのオダカノ探求者。
年単位で付き合いのあるフォロワーさんです。知り合ったキッカケはおお振りだったので、メインジャンルが移れど共通言語はおお振りです。
今回の会場はカラオケのパセラさんです。あのハニトーで有名なカラオケです(1曲も歌ってないけど!)。前回のホテルスイーツは絶品でしたが、やはり空間としては個室で時間をあまり気にしないで話せるのはメリットとして大きいですね…。
ということで、早速本題にいきましょう。まずはそれぞれのコーデをドン!!!
かもちゃん
ワートリの推しキャラ・小南ちゃんのイメージに似合う花を考えたときに、「チューリップだ!」という結論を出して、今回はチューリップをイメージしたコーデでした。
かもちゃんのコーデは全身の配色と素材感を大事にしていて、わたしにはない感覚なので前回も今回もうまくまとまっていてほんとすごいと思った!ネイルもただ赤く塗るのではなく、花びらに見えるようにわざと塗らない面積を作っていたり、花粉に見立てた黄色が入っていたりと、こだわりがたくさんで可愛かった〜!
わたし
ちょっとテーマが難しいんですが…。わたしの推し曲・GOLDEN NIGHTの5周年を記念して自分で企画したお祝いパーティーにお呼ばれしたら着ていきたいコーデです!ほぼ創作かな…(^ω^)以前、実際に企画してお祝いした様子はこちら。
ちょっと落ち着いた大人の女性を演出すべくワンピースをチョイスして、アクセサリーはGOLDEN NIGHTっぽさを感じたものをたくさんつけていきました。
あゆちゃん
一番目からウロコだったのがこの方。彼女はおお振りのオダカノをそれはもう長いこと理想の形を探求しているマニアックな勉強熱心なおたくなのですが、説明聞いてびっくりしたよね…。
あゆちゃん「織田が着てそうな私服を着てきました。私ヒール履いたら叶たんと同じ身長になるんやけど、それを活かして“叶たんが織田の服を着たらこうなる”をテーマにしてきました。体格差的に絶対サイズでかいから、全体的にオーバーサイズで揃えてきた」
………あっ、えっ、君が叶たんだったの!?!?!?
推しカプコーデだっていうのに織田イメージのコーデでしか固めてきてなかったから不思議だったんですが、まさかの中身(精神)が叶たんだった。深い。
そんなこんなで幕を開けたオフ会、今回はコーデのプレゼンだけでなく、新しく設けたテーマ「好きな言葉(別名:性癖に刺さる言葉)」についてのプレゼンがあります。これまたおもしろかったので紹介します。
かもちゃん
言葉の引用:好きな漫画から、素敵なセリフをふたつ。
かもちゃんの選んだ言葉はどちらも感覚的なところがすごく優しくて、大事な人をきちんと大事にできるキャラたち(一見当たり前のように見えてこういうの難しいよね)が発するその何気ない言葉の中に、優しさや温かさが感じ取れる言葉が好きなんだろうなあと思いました。でもこういう言葉を選んでくることに対して「かもちゃんらしいなあ」と自然と思えてしまうから、本人もそれだけ普段から優しくて素敵な方なんですよ〜。
かもちゃんにとっての「言葉」をイメージした作品を持ってきてくれました。かもちゃんが描いた水彩イラストー!毎度のことながら色使いがすごく素敵。かもちゃんが考える「言葉」を一言で表すと、「言葉は水のよう」だそうです。透明なそれを染めるのは自分自身、という解釈でわたしは受け取りました。深い!
わたし
言葉の引用:萌えたぎりまくった同人小説の中から、死にそうになったセリフや一文を抜粋。
せっかくなのでコーデに合わせて、チケットホルダーみたいなのをつくっていきました。わたしが持っているGOLDEN NIGHTみを感じるコーデをコラージュ風にしたデザインで、この中から当日のコーデも構成しています。
チケットホルダーをパカッと開くと、カードが5枚入っています。計5作品、わたしが萌えたぎった同人小説のセリフや一文を愛情込めてプレゼンさせていただきましたよ、ええ…。冷静になって考えてみるとヤバい人だったけどご清聴ありがとうございました。
あゆちゃん
言葉の引用:オダカノから連想する言葉、歌詞のフレーズ。
あゆちゃんは理想のオダカノを追い求める探求者なのですが(わたしの印象です)、何度でも言いますがすごく妄想が具体的なんですよ。今回もあゆちゃんの中のオダカノの概念からプレゼンが始まりました。
3つのキーワードからそれぞれオダカノのイメージをプレゼンしてくれるのですが、黄色のカードは「オダカノの概念」、左下のカードは「恋慕という言葉から解説するオダカノの恋愛観」、右下のカードは「UVER WORLDのLONE WOLFに重ねるオダカノイメージソング」の3本立てでした。この中でも一番びっくりしたのが黄色のカード。
あゆちゃん「私の考えるオダカノのいる風景っていうのは、だいたい時刻が19時頃の薄暗い感じの街並みで、気温8℃、湿度70%くらいの〜(略)」
かもちゃん「気温……」
ワイ氏「湿度……」
あゆちゃんの考えるオダカノはすごく現実感のある温度を持ったオダカノというかんじがします。本当にどこかその街にいそうな気さえする。丁寧にプレゼンしてくれるので、気持ち的に寄り添いやすくて内容もカッチリしていて頭の中に描きやすいです。その隅々まで追求していく姿勢と考察力・想像力がとにかくすごい!オフ会に新しい風が吹きました。
メンバーが増えたことで人の考えに触れる機会が増えて、すごく楽しかったです!その分マニアック度も上がった気がするけど……(笑)テーマを設けてプレゼンするのがやるのも聞くのもめちゃくちゃ楽しいので、次回もまた何か考えましょう〜。ありがとうございました!
マモの楽曲のタイトルでロゴ制作の練習①
仲良くしてもらっているフォロワーさんから、ありがたいことに素敵なお話をいただけて、スキルアップのためロゴ制作の練習をしようと思い立ったのが今週中頃。あまり時間をかけすぎず数をこなすことを目的に、テーマにマモの楽曲のタイトルを使わせてもらっています。
数がたまってきたら定期的にブログにも載せていこうと思うので、今回はその第一弾です。
180409「そっと溶けてゆくように」
「溶ける」イメージ
180409「Secrest Line」
夜と真実 秘密のライン
180410「Garnet」
ナイフのような雨
180411「Gravity」
背景色はライブのバックモニターの映像からイメージ
180412「Splash Blue」
曲が持つ爽やかで夏っぽいイメージで
180412「僕のマニュアル」
猫とマニュアル本のモチーフを入れて
140412「Uhh」
ライブの演出で鳥の鳴き声と波の音が入っていたのでそのイメージと、ふにゃんとした部分はダンスの振り付けをイメージ
180412「白昼夢」
ふと立ち止まったときに夢中になってきた日々が非現実的に感じたりする、一瞬のモノクロの世界を漂っているようなイメージ
180413「Now and Forever」
配色はライブの照明をイメージに、NowとForeverの真反対の単語は書体で表現
最初の方はフォーマットを決めていなかったので、使ったフォント名を入れ忘れてます…。でも今のところ結構楽しく練習できてます!いつまで続くかわかりませんが、たまったらまたブログに載せます。
【無配】電話メモ
PCのデータを漁っていたら、自分が新社会人になったばかりの頃につくった電話メモが出てきたので置いておきます。クリックして出てきた画像を右クリック→自分のPCに保存→印刷→点線部分でカットして好きにお使いください〜。
※画像をそのまま印刷すると画質が粗くなってしまうため、使用方法は下記で。
画像上のURLをクリック→遷移した画面上で印刷(もしくはPCにDL)→印刷したら点線部分でカット
わたしの会社は1年目の社員が電話をとるので、慣れるまではこういう電話メモに頼ってました。慣れてくると付箋にぱぱっとメモするくらいで対応できるようになるのですが、電話が苦手な方には少し助けになるかもです。
こういうメモは検索したらいろいろ出てくるけど、なんとなく自分好みのシンプルかわいいかんじのがほしくて自作したやつ。2種類あります。誰かのお役に立てれば嬉しいです。
▼項目が多いけどでかい
http://golden-night.heavy.jp/contents/telephonememo/01.pdf
▼簡易版
http://golden-night.heavy.jp/contents/telephonememo/02.pdf
簡易版の方がサイズ的にも多分使いやすいです。
GOLDEN NIGHTの魅力についてプレゼンします
3月4日から宮野さんのベストアルバムの投票が始まって早半月。わたしはGOLDEN NIGHTが格別好きなひとりのファンとして、毎日GOLDEN NIGHTに投票し続けているわけですが、今こそGOLDEN NIGHTの魅力をもっとプレゼンすべきなのでは?という謎の使命感に駆られてこの記事を書いています。
どうしてもベストアルバムのDISC2に収録されてほしいんです。自分の贔屓目なしにしても、ライブであんなに盛り上がるんだからDISC2のその一枠にどうかどうかGOLDEN NIGHTが入っていてほしい。その一心で、微力ながらわたしが考えるGOLDEN NIGHTの魅力をお伝えするため綴っていこうと思います。
(※以下、わたしの個人的な解釈を大いに含んだ内容になっています。完全に非公式です。これを読んでどう考えるかは自由ですが、わたしも考えることは自由だと思って綴っているので嫌な予感がする方は回れ右でお願いします。)
GOLDEN NIGHTのここが好き!耳に残るアップテンポなメロディー
最初に言っておくと、わたしは音楽を聴くのは好きですが知識や技術は人並みどころか並以下…いや皆無に近いので、専門知識は何もないですし感覚でしゃべります。頑張って汲み取ってください…。
GOLDEN NIGHTの作曲はTSUGEさんという宮野さんに楽曲提供されているクリエイターさんの中ではお馴染みの方なのですが、骨までズシズシくる重低音とデジタル音が特徴のクラブミュージックっぽい音楽を得意とされている印象です。これはGOLDEN NIGHTに限らず他の曲にも当てはまるわたしの印象ですが、TSUGEさんのつくられる曲って、ものすごくライブでも盛り上がるしかっこいい曲調が多いのですが、その中に絶妙に切なさを感じさせる音を織り交ぜられているものが多いと思うのです。
GOLDEN NIGHTで言うと、サビ前の「愛しい君を〜(略)」から入る「タン タン タン タン」っていう高い音(ギター?)と、サビで入ってくるキーボードらしき「ターーーラーーラーーーラーーーーーラーーー」っていう高い音。特に後者はそう主張が強くなく控えめに入ってくる音であるにも関わらず、重低音の暗闇の中に差し込んだ一筋の光のような、きれいで透き通った音なんですよね…。どんな闇にも染まらない美しさを感じる。それでいて、なんだか儚くて切ない。
この音についてもう少し深堀りしていくと、わたしはGOLDEN NIGHTを報われない恋の歌だと思っていて(これについてはまた後で詳しく書きます)、歌詞になぞらえて「君(①)」と「僕(②)」についてこの音に当てはめるとこうなるんじゃないかとイメージしています。
- 「タン タン タン タン」は「君」のイメージ:何色にも染まらない凛とした強さと美しさ
- 「ターーーラーーラーーーラーーーーーラーーー」は「僕」のイメージ:そんな「君」に惹かれる恋心、そしてそれが報われない切なさ(=つまりこれは片想いの音なのでは…)
ただ、この音がこんなにも際立って映えるのはメインの重低音があってこそだと思っていて。①の方は、この音が入る直前で一旦重低音がピタッと止まるんですよ。そこで「僕の前に運命を揺るがす君が現れたんやこれ…出会ってしまった…」って思ってます。ボカロ好き視点で言うとメルトの「恋に落ちる音がした」がまさにこれです。ニュアンスを合わせると「恋に堕とされる唯一に出会った」って感じですけど。
ここまで書いて何言ってんだろうって自分でも客観視するとこわいんですが、勢いでこのままいきます。
GOLDEN NIGHTのここが好き!曲が進行するにつれて明らかになるストーリー
このブログでは過去の記事で散々書いてきているんですが、まとめるとGOLDEN NIGHTって実は報われない恋の歌なんじゃないか?ということです。
GOLDEN NIGHTは一見なにも考えずに聞き流すとアップテンポなノリやすい曲で、ライブでも盛り上がるし、振り付けは扇子を振り回してにぎやかに楽しむ曲だし、とにかく盛り上がりたい場に打って付けな曲調。ただ、ちょっと気をつけて歌詞を読むと「あれっ…ヤンデレっぽくない…?」という印象を受けると思います。ヤンデレ属性が好きな人には本当に、一度歌詞をなぞって読むのをおすすめします。
ここからはわたしの個人的な解釈になるのですが、GOLDEN NIGHTはヤンデレっぽいけど実は誰の心にもある独占欲と、報われない恋への嘆き・切なさが溢れた曲なんじゃないかと思っています。
GOLDEN NIGHTの歌詞ってすごく良くできていると思っていて、その理由としては曲が進むにつれて「僕」と「君」の関係性とストーリーが見えてくるからです。
歌詞を見ると、1番は僕と君の関係だけをこちらに提示してくれるような歌詞になっているので、「離れられない運命なんだって そうわかるでしょ」や「逃げないで」というフレーズに対して、僕がただただ病的なまでに君に執着しているから(つまりヤンデレ)君がこわくなって逃げる素振りをしたのかな〜というふわっとした想像でとどまるのですが、2番に進むとそれが裏返ります。
突然「ないものねだり そんなんじゃないんだよ」と入ってくる。これって執着している相手本人から言われた台詞とは考えにくいので、僕の周りにいる第三者から何かふたりの関係について言われたのかなと想像しています。それに対して僕は「君のことなら全部わかってるんだって」とか「君のためならなんだってできるよ」とか、その不安を払拭するように、自分に言い聞かせるようなフレーズが続く。その最後に「この世界には君と僕だけいればいいのさ」で英文歌詞に入っていきますが、本当にふたりだけの世界が築けていると思っている人間はそんなこと言わないと思う…。つまり、ここでの僕の台詞らしき歌詞から読み取るに、すべてその反対の状態が現実なのではないかと思うのです。
1番は強気な態度で僕が攻めていく歌詞がヤンデレ感を強調させていますが、2番でそういった裏側の背景を想像していくと、途端に報われない恋心を抱える僕の嘆きに聞こえてきてしまう…。
さらに、「愛しい君を〜(略)」の部分に注目して1番と2番の歌詞を見比べてみてください。1番は完全にふたりだけの世界で完結している印象を受けますが、2番は「他の誰も」という他者を連想させるワードが入ってきます。すると「僕だけに全てもっと委ねて」という歌詞の意味合いも、1番と2番では意味合いが変わってきます。
最後の大サビでは、「離れたくない永遠に」という歌詞があります。が、このフレーズ、1番の最初の方にも似たようなかたちで出てきていて、そのときは「離れられない運命」と謳われています。「離れられない運命」ってさも最初から決まっているような言い方をしていたのは僕のエゴで、本当は「離れたくない(つまり君が離れる未来もあり得る)」っていう現実がそのワードに込められているのではないのかと想像しています。
これと同じように、「逃げないで」というワードがいくつか散りばめられていますが最初は「僕の愛が重すぎて逃げるってこと?」という疑問から、最後には「君が別の人を想ってるから、僕の手から逃げないでってこと…?」という若干の確信に変わるのもこの曲のどんでん返しマジック。
そういった曲が進んでいくと明らかになっていくGOLDEN NIGHTのふたりの関係性がわたしは大好きで、何度も何度も歌詞をなぞっては何か汲み取れないかと躍起になってしまうのです。まだ何か仕掛けが隠れているかもしれないって、再生回数4桁になっても飽きずに聴き続けてしまう。もうこれは中毒なんじゃないだろうか…。
GOLDEN NIGHTのここが好き!最上級の告白文句の宝庫
これは完全に個人的な性癖ですが、GOLDEN NIGHTの歌詞って少女漫画を凌ぐほどの告白文句の宝庫だと思っているんですがわたしだけでしょうか…。
特に大大大大大好きなのはこれ。
ここにいる僕以上に 君をずっと愛せる人なんていないよ ねぇ
これだけ言わせるほどの想いの強さ!!!なのに相手はそれでも心に決めた人がいるのか、僕は報われなさそう!!!!!少女漫画だったら僕は完全に当て馬の方ですよね。最初は主人公だと思って聞いてたら当て馬の恋模様を見ていた気分。
あと、この部分の「ねぇ」の宮野さんの歌声が本当に本当に美しくも切なくて悲痛な叫びに聴こえて、全身が貫かれるような感覚になる。この「ねぇ」に、君への置いていかないでっていう気持ちとか、こっちを見てほしいって気持ちとか、そういうのが全部つまっている気がする。たった二文字にありったけの感情をつめこんでくれている気がしていて、GOLDEN NIGHTの中でもここが格別に好きです。
ここまで曲全体の歌詞解釈を綴ってきましたが、もっと詳細に書いたものがあるので興味がある方はこちらから見てください…。
もう少し大きな枠で捉えて書いているのはこちらです。
GOLDEN NIGHTのここが好き!ライブがとにかく楽しい
もうこれは円盤を観てもらうしかないので、もしまだ観たことないけど興味あるって方がいらっしゃれば、ぜひ購入してみてください。ちなみにツアー別のわたし的GOLDEN NIGHTの見どころをまとめたものはこちらです。
書いた時期的にMIXING!千秋楽アンコールのGOLDEN NIGHTだけ書けていません、すみません…。個人的にはBEGINNING!のGOLDEN NIGHTが特別好きです。どれも魅力あるシーンは違うし大好きなのですが、やはり最初のGOLDEN NIGHTが原点になっていると思うので。
長々と綴ってきましたが、ここまで読んでくださった方はありがとうございました。元はと言えばこのブログもGOLDEN NIGHTへの愛を何かに吐き出したくてつくった場なので、少しでもGOLDEN NIGHTの魅力と愛が伝われば嬉しいです。
- アーティスト: 宮野真守,STY,ucio,高橋浩一郎,TSUGE
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マモ活2018上半期に向けて
髑髏城のブログ記事を書いてから約1ヶ月も経ってしまった……。自分の作品制作は一旦お休みして、ごしょごしょ頼まれものをつくっていたりしたのですがそれはまた追々。
それよりも大変だ!!!!!髑髏城が終わったと思ったら次はベストアルバムにツアー開催決定だと!!?!?!?
宮野さんがわざわざ「ラジスマで重大発表があります」って言うくらいだからアルバムのことだけじゃなさそう〜…とは感じてましたが、本当に重大発表でしたね。みなさまもうご存知だとは思いますが、ラジスマの重大発表3つはこちら、ドン。
- ベストアルバムに収録される新曲「そっと溶けてゆくように」詳細発表
- ベストアルバムは宮野さんの35歳の誕生日2018年6月8日発売!ファンの投票で収録曲が選ばれるぞ!
- ツアー開催決定!なんとアリーナツアー……だと………!?
とりあえず上から1つずついきましょう。
①新曲「そっと溶けてゆくように」
なんと由潮さん×TSUGEさんのコンビ曲らしいです。あの……そうです、GOLDEN NIGHTをこの世に生み出してくださった神コンビです。雰囲気からしてバラードですかね?春アニメでEDに使われるらしいので、きっとたくさんの人に聞いてもらえるはず…とりあえずありがとうありがとう。そしてアルバム発売を待たずして、この曲だけ先行してデジタル配信されるらしい。配信形態が3種類くらいあるみたいですが、宮野さんもラジオでスラッと言えてなかったサブスクリプションていうのは、要は月額いくら払えばそのサービスの定めている範囲で好きなだけいろんな曲が聴けますよ〜っていうサービスです。その中に今回の新曲も入ってるってことですね。あとはハイレゾ音源、すごく魅力的ですが、対応機種に制限があるのでやっぱりふつうにiTunesで購入することになりそうです。
②ベストアルバム
アルバムの情報来ると思ってたよ!思ってたけど……重要なのはファンの投票で収録曲が決まるということ…。 アルバムは3枚組で、1枚目にはこれまでのシングルの表題曲を収録、2枚目にはファンの投票から人気の高い曲を選出、3枚目にはこれまでのライブの中からこちらもファンの投票によって人気の高いものを映像として入れてもらえるみたいです。
ベストアルバムをつくるにあたって、こうしてファンにも参加権をくれる宮野沼、顧客満足度が高すぎる…。ありがたみを噛み締めながら詳細をチェックしたわけですが、ということは???GOLDEN NIGHTはULTRA FLYのカップリング曲なので、当然DISC1には収録されないわけで。問答無用で毎日GOLDEN NIGHTに投票する日々が始まりました。人気の高い曲なので、わたしが必死こいて投票しなくても入るような気はする……のですが、もし投票せずアルバムにも入っていなかったってなったときに一生後悔しそうなので、全力でGOLDEN NIGHTを推させていただきますとも。
DISC3の方には、今のところ2日に1回はBEGINNING!のGOLDEN NIGHTに投票しています。あとは他に好きなパフォーマンスを1票ずつ投票しています。難しいなと思うのが、自分の好きな曲と人に観てほしいと思うパフォーマスに少しズレがあるということ。どうせなら、今後誰かに宮野さんを知ってもらいたいと思ったときに、ベストアルバムだけ貸せば表題曲・人気曲・マモライのことがある程度網羅できるものになっていたらいいなあと思うのですが、その観点で考えると自分の好みだけの問題じゃなくなりますしね…。個人的にはVOICEとかめっちゃ好きなんですが、あれがマモライ全体の雰囲気を掴むのに必須な曲かと言えば、そうではない気がしますし…。なのでなるべくどちらも満たすものを選んで投票するつもりです。
とは言いつつ、GOLDEN NIGHTでBEGINNING!を選んでいるのは完全に好みですが。理由はただひとつ、BEGINNING!のGOLDEN NIGHTこそが原点だと思うから!わたしはBEGINNING!推しですが、GOLDEN NIGHTしばりで人気投票するとどのツアーのものが人気なんですかね。ちょっと気になる。
③アリーナツアー開催決定
個人的に宮野さんの活動でいちばんテンション上がるのがライブなので、本当に本当に嬉しいです……。ライブの予定ができればそれだけで日々の苦行もなんとか耐えられる。早くあの空間にまた行きたい…。日程は6月前半の土日にぎゅっとつまっていますが、アリーナツアーなので箱は大きいです。今回はなんとか全通したいので、チケットと休みを全力でもぎとります。いざ戦場へ。
あと個人的に気になるのはここでもですが、セトリにGOLDEN NIGHTを入れてくれるのか問題。今回はツアー初日がベストアルバム発売より先に来てしまうので、どのタイミングでベストアルバムの収録曲詳細が発表されるのか分かりませんが、ライブに行ってみないと分からない感。ぜひとも今回こそはGOLDEN NIGHTを入れてほしい……ライブで歌ってくれたら膝から崩れ落ちる自信はある(MIXING!千秋楽再び)。
そんなわけで、わりと必死に毎日GOLDEN NIGHT投票に捧げています。1日1回投票できるわけですが、投票にログインが必要なタイプではなかったということは、仕様上は厳密に言うと1回限定じゃないよなコレ……(突然の職業病)。とは言え、最終的に投票結果を見たうえで選出されるようなので、厳密な人気順でない限り1日1票でGOLDEN NIGHTを応援していくつもりです。
そして投票するようになってから、もしや今こそGOLDEN NIGHTの魅力をプレゼンすべきときなのでは?とひしひしと感じる今日この頃……。誰にとかそんなのは二の次なんですよ、とにかく行動しなければ!!!
いつもマモライ連番してくれる相方に「誰かしら入れるじゃダメなんですよ!!!自分で入れてみせるくらいじゃないと!!!!!」って喝を入れられたんですが、そのとおりですね…。
近いうちにGOLDEN NIGHTの魅力をまたブログに書きたい、いや、書くんだ。
髑髏城の七人 Season月 下弦の月 2/10マチネ・ソワレ 感想
手元にあった髑髏城のチケットがすべてなくなりました。2/10(土)のマチソワがわたしの千秋楽でした。いやぁ〜〜〜舞台ってほんとおもしろいですね…。毎度観るたびに抱く感想が違う。同じキャストの同じ演目を観てるはずなのにな…。
今回はもう上弦を引きずってはいなかったんですが(ライビュの記事参照)、マチソワの計8時間近くずーっと考え込みながら観ていたせいかどっと疲れてしまいました。今更ながらに気付きましたが、芸術分野の鑑賞って舞台に限らず作品の展示でもおもしろいけど精神的にすごく疲れるんですよ。観るのにエネルギーがいるというか。多分ですけど、普段20%くらいしか開いてない感受性の扉を120%くらいこじ開けて観るからなんだろうな。普段の生活でいかに自分が物事に対して鈍い状態でいるのかを思い知らされた気がします。心に鈍感でいることって麻痺してくると楽だから。よく笑ってすぐ感動してうるうるしてる宮野さんを見ると、あぁ〜役者さんだなあって思う。感性を晒してる面積がきっと全然違う。すごいなあ、好きだなあ。
話が逸れましたが、今回の観劇中ずっと考えてたことは「人はわかり合えない」というテーマについて。
上弦のライビュを観たあたりから、視点を捨之介に寄って観るのではなくて、自然と天魔王に寄せて観るようになった気がします。そうした視点で観て感じたのは、天魔王にトドメを刺したのは皮肉にも天魔王を救おうとしていた捨之介なんじゃないかということでした。
捨蘭天の関係性を考えたときに、あの3人はお互いのことをどう見ているのかってすごく興味深い。あの3人にピントを絞って観劇したときに見えたのは、信長公というただひとりの自分のすべてだった人を失くした3人が、主の死をどう受け止め、柱がなくなった世界で遺された主の言葉をどう処理してどう生きるのか、という物語でした。結果的には天蘭は城で命を捨てて、捨之介だけが生き残るわけですが、その結末のヒントになる台詞が「お前に何がわかる」なのではないかと思いました。
捨之介だけがどこまでも情が深くて全員を救おうとしていた中、二幕の蘭天からはことごとく和解の道を拒否されるわけですが、天魔王はともかく蘭兵衛にさえもこの台詞を言われています。
蘭「捨之介。……お前にはわからぬよ」
天「貴様に天の何がわかる!私こそが天だ!!」
「(捨之介には)わからない」というキーワード。表記で違いをつけると個人的には「分かる(共感する)」と「解る(理解する)」がしっくりきますが、後者の方は「同じ経験をした者にしか理解できない感覚」だと思っていて、蘭天が捨に訴えているのはこっちなのかなと思います。
3人は殿に仕えていたときに、一蓮托生で信長公に身も心も夢中だったと捨之介は語っていました。環境として蘭天が小姓として殿の側に、捨は地に紛れて時事調査ということは、物理的にこの2人と捨は殿との距離が違っただろうし、関わる人の質も違います。想像ですが、殿に可愛がられる蘭兵衛に対して天魔王は猛烈なコンプレックスを抱いていたのではないか。対して捨之介は外の世界にいたので比較的広い視野を持って活動できていたんじゃないかなと想像していますが、その経験なく殿と蘭兵衛のそばにいた天魔王わりと生き地獄じゃない?天魔王の態度が蘭兵衛と捨之介で差がずいぶんあったのって、そういう心の距離感も「お前にはわからない」の台詞が出てくる理由のひとつなのではないかと考えていました。
捨之介の言うことは太夫の言うとおり「あの人の言うことは道理」なのですが、捨之介が非常に道徳的で肯定しやすいマジョリティ的存在だとしたら蘭天は明らかにマイノリティに分類される意志を持った人たちです。捨之介の台詞に「天っていうのは高ぇんだ。(中略)でも、見えてる景色はひとりひとり違うはずなんだ」という言葉がありましたが、それって蘭天が思い描く天も捨之介とは違うはず。だからこそ蘭兵衛の死に際に「お前が選んだ道だ」と声をかけるんでしょうが、それまでの捨之介は「俺たちは自由に生きられるんだ、なぜそれがわからない!?」って言ってたなあ……と思うと、そりゃマイノリティとマジョリティが間に何のクッションもなくぶつかっても距離が開くだけだよなあと思いました。
捨之介の「救う」という行為は、善悪の判断を一旦無視してある局面から見ると信念を曲げさせること。言葉は時として凶器です。捨之介は「救う」という目的のために、言葉で知らず知らずのうちに天魔王にトドメを刺してたんじゃないのかなあ。
極め付けは斬鎧剣で天魔王の鎧を剥いだあとの台詞。「俺の背中には仲間がいる」という捨之介の言葉。捨之介は牢獄に入れられていたので聞いてなかったけど、天魔王の「殿は生きろと言った、そう蘭丸に伝えろと。俺のことは何ひとつ言わずに」っていう言葉はきっと天魔王の本音で、つまり誰からも必要とされなかった人なのでは。蘭兵衛は殿から愛されることを知っていて、捨之介は仲間がいるからと言う。じゃあ天魔王は?殿にも言葉を遺してもらえず、生駒ちゃんもいない、城にはもう誰も残っていない。誰からも必要とされなかったという事実を、天魔の鎧をすべて剥がれた状態で捨之介に突き付けられる。しかも敵方に頭を下げろと言う。…………って考えると、捨之介の言葉はあのときの天魔王にとって屈辱と凶器以外の何物でもなかったんじゃないかなあ…。
蘭兵衛の死よりも天魔王の死を目の当たりにした捨之介があそこまで崩れてしまったのって、自分がトドメになったっていう可能性を少しでも理解できたからなのかな。
そこからは見るのがつらくなるくらい崩れてしまう捨之介ですが、そこで希望の光になるのが霧丸なんですよね…。霧丸はあの舞台においてすごくキーパーソンだと思っています。捨之介が命をかけて救おうとしたふたりは結局救えなくて、自分だけ残ってしまってその自分さえも捨てかけていたときに、かつての捨之介の言葉で救われた霧丸が今度は捨之介を救うという希望。
霧丸は捨之介に二度「何なんだよお前は!」と問いますが、一度目はおなじみの台詞でごまかしちゃうんだよね。髑髏城で二度目の問いがあって、そのときの第一声が「俺はお前を助けに来たんだ」。そしてそれを今度は霧丸が捨之介のピンチに返すっていう……あぁ〜〜〜希望……!
あと今更ですが天魔王の最期の死に方、生駒ちゃんと一緒でしたね。ちゃんと意識して観たの何気に初めてだったかもしれない。喉じゃないけど、捨之介が持つ剣に自分から刺さりにいってた。それ見たときに、天魔王が生駒ちゃんを傍に置いてたのって彼女が賢いからかなってぼんやり考えてました。賢いし鋭いよね、家康の存在にも気付いてたし。もしかしたら天魔王は生駒ちゃんをかつての自分に重ねてたんですかね。
そして天魔王も賢い。自分の弱点を本当は知っているから逃げ道をいくつも用意してるんだろうけど、寝返った蘭兵衛に「貴様はそうやって逃げていろ」って言われてたのすんごい…こう…ぐっときた、蘭兵衛が真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐだから見破られてたんだろうな。その真っ直ぐさが逆に天魔王に都合よく使える駒として利用された部分もあるだろうけど…。あのふたりの、お互いを信用してないけど手を組んでる関係がなんとも言えん絶妙な危うさがあって好きです。
ただ、ふたりは別に殿に対しては同じ想いは持ってなかったんじゃないかなと思います。天魔王は殿と同化したい、蘭兵衛は殿の傍で仕えていたい、というかんじかと。蘭兵衛は天魔の鎧と仮面が殿のものだからそれに酔いしれてたけど、別にそれを自分が身につけていたいわけじゃなさそう。「あの方は先に逝ってしまわれた」って言い方してたし。それに対して天魔王は、蘭兵衛と一緒に天下統一したいと言うわりには天魔の鎧を一度も蘭兵衛には譲ってなかったね。最期に太夫の弾を受けたときも、身につけてたのが天魔の鎧だったら死なずに済んだろうけど、蘭兵衛はきっとそういうのは望んでなかったんだろうなあ。
舞台では描かれてなかったけど、捨之介が「見えてる景色はひとりひとり違う」と考えるようになった経緯が知りたいなと思いました。きっとその言葉が出るまでに何かしら経験したからそう考えたんじゃないかと思ってるんですが、捨之介が見て経験したものを蘭天も同じように共有できていたら、また少しは違ったのかなあと想像したりもします。生駒ちゃんと天魔王の関係もだけど、舞台で描かれていないこれまでの話が気になって仕方ない。こうやって想像を膨らませられるのも舞台の醍醐味ですかね?
髑髏城の一幕と二幕ってガラッと勢いが変わるけど、二幕の最後できちんと一幕の伏線回収するのが良いな!
太夫と兵庫の「(お金もらって)綺麗になる」「この金で綺麗になれ!」とか、兵庫とおっとうの「この金で田んぼでも買うかな」「おめさんにそれは似合わねえ!」とか。捨霧の関係もだけど、髑髏城での出来事を経て関係や台詞が逆転してるのが良いなあ。
あと二幕があんな悲しい終わり方だから、一幕の蘭兵衛がめっちゃ恋しい。おっとうが無界屋ガールズに近づいてくるのをさりげなく遮って「お引き取りください」と言わんばかりに首傾けるのとか……。あとソワレで捨之介が「天空のズララピュタ」ネタやってるのを笑わないようにどっか天井の方見て笑いを鎮めてるときの表情がおもしろすぎた。それ宮野さん喜ぶやつやで。
何度見ても女性陣が美しすぎるし、今回も生駒ちゃんは絵画のように美しかった……。無界屋ガールズもかわいいし天魔王に仕えてる女の子たちもかわいい。無界屋ガールズは桃色の子推しです。
わたしの登城はこれにて終了です。自分の感想を先に吐き出したかったので感想やレポを探しに行くのを控えていましたが、やっと解禁だ〜。またいろいろ発見できそう。生駒ちゃんと捨之介宛のお手紙も無事プレゼントBOXに投げ入れてきたので悔いはないです。素敵なものをたっくさん観せてもらえました!髑髏城の七人、ありがとう!!!
髑髏城の七人 捨之介・生駒イメージのレターセットをつくってみた
いよいよ手元にある「髑髏城の七人」のチケットが残り2公演となりました(次はマチソワなので実質あと1日)。上弦のライビュを観てから心を乱されて、宮野さん目当てで観に行った舞台でしたが、舞台のおもしろさや他の役者さんの素晴らしさを知れた良い機会だったと思います。
宮野さんを追いかけていると、自分が知らなかった世界をたくさん見せてくれます。まだ宮野さんの現場に足を運ぶ前、ライブ円盤を観て「この人についていけば絶対楽しい、きっと自分が幸せになれる!」と思って以来、今もこうして宮野さんの活動を追いかけていますが、それは今も裏切られずにわたしの日常に『未来の楽しみ』をくれています。宮野さんのために応援してる、とかは正直あんまり思っていなくて、自分の楽しみのために宮野さんを追わせてくれてありがとうの気持ちが大きいです。
今回もそんな楽しみのうちのひとつで、「王家の紋章」もそうでしたが自分が踏み入れることのなかった世界に招いてくれたのはまぎれもなく宮野さんでした。そこで観たものは(前の記事を読んでくださった方はご存知だと思いますが)わたしの心の中をぐらぐら揺さぶり、新しく出会ったものについて何かを考えさせられるということ、舞台に生きる人に出会うということ、たくさんのことを体験させてくれました。
そんな中で、自分でも驚きだったのが、宮野さんが主演の舞台で宮野さん以外の推しができたこと。下弦の生駒ちゃんが本当に好きです……。中谷さとみさんが演じる生駒ちゃんがキャラ的にわたしのどツボでした。可愛いと凛とした強い意志を兼ね備えたお嬢さん。最後のカーテンコール前の挨拶で、上品に頭を下げているところもきゅんとします。生駒ちゃんを最初に観たときの衝撃ったらなかった…。たくさんの感情を生駒ちゃんからもらえた気がします。
ここまでひとりの役にときめかされたのも貴重な体験だったので、想いを込めてレターセットをつくってみました(突然の制作)。インプットした感情はものをつくることでアウトプットしたいタイプの人間なので……。
下弦生駒ちゃんと、下弦捨之介イメージのレターセットです。
まず生駒ちゃんイメージの方から細部アップ。
ワンポイントで右下に役名を入れて、上部の手のシルエットは、捨之介との戦いで天魔王と手を合わせながら交互に戦ってたときのおててです。可愛くて上品なお嬢様風の赤をメインにおきました。
そして捨之介イメージの方の細部アップ。
捨之介の方は下弦イメージで紫がメインです。傘を散らして、上部に下弦の月と捨之介の役名、左下のワンポイントは三途の川イメージと傘です。「浮世の義理も〜」なイメージで雲もやもやさせた。生駒ちゃんのイメージとは違うかんじを出せました。
封筒も遊び紙を入れてみたりして、ちょっと特別な柄の入った紙でくるっと巻きました。あとは自分の字さえもう少し雰囲気出して書ければよかったのにな………書道はからっきしです。
友人にはよく手紙を書いてましたが、それ以外の方に手紙を出す機会ってそう多くないので緊張する…。ちゃんと失礼のないように気持ちが伝わる文章を書きたいです。どきどき。
髑髏城の七人 Season月 上弦の月・下弦の月 ライブビューイング感想
「髑髏城の七人」のライブビューイング(以下、ライビュ)へ行ってきました。1/23(火)に上弦ソワレ、1/24(水)に下弦マチネを観劇。下弦はこれまでに現地で2回観劇しましたが、上弦はお初でした。本当はライビュの感想をブログに書き残す予定はなかったんですが、どうにも何かに残しておかないと頭の整理ができないので、帰宅後すぐにポチポチとこうして文字を打っています。もう何をどう片付ければいいのか分からない……何を書くかもまとめきれていないのですが、一旦頭の中でぐるぐる回っていることを吐き出したいので支離滅裂かも。とりあえず書き残していきます。
そもそも、なぜこんなにぐっちゃぐっちゃした気持ちになっているのかというと、すべては上弦を観たことが要因というか。。。
上弦、初めて観ました。もうなんか、すごかった、下弦と全然違った…。最初に言っておくと、どちらの方がより優れているとか、そういうことをここで書きたいんじゃないです。どちらも本当に素晴らしいと思うし、まず舞台素人だから何がどうなってたら技量が上とか見極められる眼も持ってないし。ただ書くことに差があるとすれば、個人的な好みの問題だけです。あと、ほんっとうに、同じストーリーでありながら別作品を観てるみたいで比べるとしても同じ物差し・ベクトルで物を見れないというか…。正直ライビュがなかったら推しが出てる公演しか観に行ってないと思うし、上弦を観に行こうと思ったのもたまたま仕事の都合がついたから。下弦を観てからたしかに上弦への興味はわいたものの、そこまで上弦下弦の両方を観るということにこだわりも何もなかったくらいなのに、なんで今こうも上弦を引きずっているのか……。自分でも何が何だか分からない…。
でも、上弦を観たことで下弦についても考え直すこともあって。それに、手に入れたチケットが4枚ともオペラグラスがないとつらい席だったので、ライビュで役者さんの顔がアップになったりして細かい表情を見れたのは良かったです。でもだからってライビュは映画館なんだからそんな前の方の席をご用意してくれなくたってよかったのに…。上弦は3列目だし下弦は最前だった。首が死んだ。
書きたいことはまとまってませんが、ざーっと書き連ねていきます。
最初に上弦を観終わってから、ずっと上弦天魔王がぐちゃぐちゃに胸の中をかき混ぜまくってる。下弦は間違いなく捨之介が主人公の捨之介の物語だと思うけど、上弦は実は天魔王の物語だったんじゃと思えて仕方ない…。圧倒的な表現力と気迫、凄み。でも孤独。そんなものを画面越しでもビンビンに伝えてくる。
上弦天魔王を観てから下弦天魔王を観ると、下弦天魔王はすごく人間臭いなと感じました。その人間臭い弱さを、鎧を何枚も身に纏って隠してる感じ。一方、上弦天魔王は、うまい言葉が見つからないんですけどバケモノ飼ってる感じ……。未知のものを見てるみたいで恐いんですよね。まじで恐怖の具現だった。あと、上弦天魔王って、こっちが予想してない動きを不意打ちでポンポンかましてくるからリアルにビクッとしたり気持ち悪かったり、何考えてんのか分かんない・何されるか分かんないっていう恐さを感じました。
一番恐いなと思ったのは、信長公の最期を蘭兵衛に明かすところ。そこだけ声色が急に優しくなったんですよ。表情も穏やかで。「……そう、蘭丸に伝えろと!!!!!」ってところで鬼の形相になる。あれ、すごかったなあ…。下弦もですが、あの台詞すごく大事な台詞だと思う。天魔王が一番隠しておきたい叫びだったんじゃないかなと思うので。なんか上弦はそこで涙出てきたんですよね。。。
城から飛び降りた天魔王のことばっか考えているよ〜〜〜ヤメテケロヤメテケロヤメテケロ〜〜〜!思えば死体を誰も見てない(あの舞台上で死の瞬間を見せていない)のって、あの舞台で天魔王だけなのでは?実は生きていた!とかで次の劇に出てきそうなくらい生命力強そう。上弦天魔王ほんっと強そうすぎて倒せそうにないんよね…。もう上弦天魔王のこと考えれば考えるほどよく分からない。あの圧倒的存在とどう折り合いつければいいんだろ。もう分からん…とりあえずわたしの胸の中をぐっちゃぐっちゃに掻き回して放置していくからこうして文章書いてるけど、結局まとまらんかった。どうしようこれ。
上弦蘭兵衛は力強かった。自分の意志をしっかり持ってて、一人で立ってた。下弦蘭兵衛は強いんだけど影が強くて、儚い印象なんですよね…。そして純真。太夫との関係性も上弦下弦で少し違うように見えました。上弦が対等に背中を合わせて戦える戦友だとしたら、下弦は手を取り合ってお互いの心を支え合うことで生きてきたような。わたしはそんな下弦蘭兵衛めちゃめちゃ好きなんですけどね。
1ヶ月前に観たときよりも、一幕の太夫との会話が丁寧に演じられていてすごく良かった。あの「俺の三途の川は血まみれなんだ」のあたりの演じ方が、上弦下弦で結構違っていて、あそこから上弦下弦で蘭兵衛という役への解釈が分かれてるんじゃないかなーって感じたんですけどどうなんでしょう。
そして上弦の天魔王と蘭兵衛、ふたり並ぶと気迫がすごい。誰も勝てる気がしないんですけど…あんなんが村襲ってきたら絶望…。あの上弦蘭兵衛、何言っても戻ってきてくれなさそうだった。下弦蘭兵衛は前半に優しい表情をたくさん見せてくれるからか、冗談だよねって言い続けたら戻ってきてくれ……そうに思えるけど無惨に斬られて終わるんやろな…アァ……。
天魔王の盾になって死ぬところで、上弦太夫が、これまで仲間の最期にも目をそらさずにここまで来てたのに、蘭兵衛を撃つときは顔をそらしていたのも印象的でした。下弦もだっけ?下弦ライビュではそこ確認できなかった…そらしていたかもしれない…。
蘭兵衛といえば、下弦マチネの蘭兵衛が飲んだ赤い液体が「待て!(俺が殺ろう)」って言ってカメラにすっぱ抜かれた絶妙なタイミングで唇からツーッて一筋垂れたのやばくなかったですか???(ここまで一息)
あとびっくりしたのが、上弦太夫は強そうだね!!!!!強そう!!!!!!!!!!下弦太夫めちゃくちゃ可愛い人なので、あの女性とオカンを併せ持った感じが新鮮でした。強い女だ、現代ならバリバリのキャリアウーマンで課長とか部長とか役職をバリバリこなしてるきっと。霧丸に話をするときに、訛った話し方をしていたのがとても良かった〜。
あとこれは完全に贔屓目なんですが、自分の推しが出てきたときの、あの胸がざわってしてグツグツ煮えていく高揚感、サイコ〜〜〜の瞬間ですね!下弦しか観てなかったから、上弦ライビュを経てすっかりホームに帰ってきた気分になったよ!
1ヶ月ぶりの宮野さん、前に観たときよりも自由に動いていて良かったです。だんだん遊べる余裕出てきたのかな。雁鉄斎とふざける例のところがいつもの宮野さんすぎて、楽しそうに遊んでるなーって思いながら観てました。あそこ絶対だいすきでしょ(笑)
上弦捨之介はまっすぐで爽やかでちょっとクールな印象なんだけど、下弦捨之介と演じ方が全然違うね。宮野さんの溢れんばかりの喜怒哀楽の表情に慣れてると、特に一幕はどうしても塩ラーメン食べてるような気分になってしまうけど、盛り上がるべきところできちんと爆発してくれるので気持ちよかったです。期待してるとこで外さないというか!あと目力すごい強いから、カメラで寄ったときに睨まれると迫力ありました。
そしてわたしの髑髏城での推し・生駒ちゃん。上弦下弦で死に方違うんですね!?!!?!??あの、わたしが惚れた自らの喉を天魔王の刀に刺さりに行く生駒ちゃんは、下弦の生駒ちゃんの死に方なのね…。上弦は自分で自分の首を切ってたんですけど、それも天魔王が「いこまぁああ〜♡」って感じの声色で生駒ちゃんの太ももあたりにすり寄って自殺を促してました。うわあってなりましたよこれ…。
下弦は自分で刺さりにいくにしても刀を持っているのは天魔王で、体裁だけでも天魔王の持つ刀によって死を遂げた、みたいになるかと思うんですけど、上弦はまじで全く天魔王の手を汚さず、無言の圧力で死ねって命令して自分で死んでるんです生駒ちゃん。前半の上弦天魔王は生駒ちゃんに対してデレデレした声色で話しかけてたので、最初は下弦より無慈悲じゃないなって思ってたのに最期でこれですよ!!!天魔王を慕ってた生駒ちゃんの最期に対してめちゃくちゃ無慈悲じゃない!!?って思ったんですよね…。あれを観てしまったら、むしろ下弦天魔王の方が少しは生駒ちゃんのこと考えてたのかもとか思ってしまった…。まさかこんなふうに感じるようになるなんて思いもしなかったです。これもわたしが上弦天魔王めちゃくちゃ恐いと思った理由のひとつでした。
あとこれは全体通して感じたことですが、下弦のメインメンバーって結構声に特徴がある人が多くて、それがすごく強みなのではないかと思いました。遠い席から観劇する側からすると声って目印になるので、声を張る場面でどうしても低くなりがちなときでも、誰が何を言っているのかがちゃんと分かるってすごく助かる。特に宮野さん、自分の強みを生かして声にたっくさん表情を乗せてくるので、言葉に色が乗ってるみたい。なんとなくだけど、宮野さんて喜怒哀楽あるとしたら悲しみ苦しみにあたる感情をアウトプットする表現が繊細でうまいのかなって…。その負にあたるところの感情って、感じてはいても形にしてアウトプットするのが難しいんじゃないかなと思うんですけど、そのアウトプットする力が本当にすごいと思いました。改めて。
上弦はとにっっっかく気迫が凄まじかった。まあその主犯だった天魔王のせいでだいぶ心中掻き乱されたんですけどね……。たぶん上弦を観てなかったらこんなに下弦のことも考えてないし、このブログも書いてないです。少なくともこのグチャグチャを文字に起こしとこうと思うくらいには心乱された作品でした。
結局うまくまとまんなかった。しばらく天魔王を引きずりそうです…。もし映像化されるなら上弦下弦の両方がほしいな。今回のライビュ、行けて良かったと思っていますが、ひとつ不満があるとしたら下弦マチネのカメラワーク!ちょっと酷かったぞ!うまく編集してください!!!
次は2月に登城します。その翌日には宮野さんのラジスマ公録が控えてるんですが、久しぶりに宮野真守さんとして会いに行けるのがとても楽しみです。残りの公演も怪我なく成功しますように!
★2018/1/25 23:40 追記
昨日、衝動のままに書いた記事ですが、ちょっと思うところがあり追記させていただきます。
今日仕事中もずっと手を動かしながら上弦天魔王のこと考えてて(一晩寝ても解放してくれなかった)、まあ上弦天魔王のことは案の定理解するまでには至らなかったんですけど、天魔王と生駒ちゃんの関係性の違いがどうしても気になっていて。生駒ちゃんの最期の死に方が違うのは、上弦下弦で天魔王と生駒ちゃんの関係性の捉え方が違っているからあそこであんなにも明確な違いが出てきたんだろうなというのは何となく理解してはいるものの、じゃあその捉え方の違いってお互いの存在をどう思っていてどう理解すればあの差が生まれるのか?ということに自分では答えが出せませんでした。
いつもはライブでも千秋楽が終わるまでは積極的にネタバレや感想を探したりはしないんですが(TLに流れてくるものは普通に見るので、ネタバレの類を毛嫌いしているわけではないです。まずは自分だけで感じたことを受け止めたいというだけなので)、今回ばかりはこのままずっとモヤモヤしているのも嫌なので、人様の解釈をのぞかせてもらいにいきました。おかげで検索欄が『生駒 死に方』『生駒 最期』『生駒 喉 首』などと大変物騒なかんじに仕上がりました……。
いろいろ拝見させていただきましたが、わたしは上弦生駒さんのことを「上弦だけに存在する生駒」としてちゃんと見れていなかったかもと思って少し考えを改めました。
下弦の生駒ちゃんが特にツボだったので、上弦を観ていたときも上弦生駒さんに下弦生駒ちゃんの面影を少し重ねて観てしまっていたかもしれません。同じ役名を与えられていても、あのふたりは全く異なるそれぞれの意志に沿って天魔王を慕っていたのにね。天魔王への慕い方、そこから全然違っていたんだなと気付かされてちょっと反省。昨日わたしは生駒ちゃんに対してあの最期は無慈悲だとたしかに書きましたが、上弦生駒さんにとってはあの死に方が最上だったのかな。上弦生駒さんにとって天魔王が「自らの意志をも捧げる絶対的な存在」だったなら、それも納得かなあと思いました。
下弦生駒ちゃんは高らかに笑いながら死ににいくのに対して、上弦生駒さんは一言も話さずに静かに首を斬るんですが、息絶えて倒れる生駒さんの腰を天魔王が一瞬支えてたんです。上弦天魔王の生駒さんへの少しの慈悲は、もしかしたらそこに少しだけ表れてたりしたんですかね。相変わらず上弦天魔王のことは分からないけど、あの恐怖の具現が死んだ人間を支えたりする?
下弦天魔王は自らの刀を向けること、上弦天魔王は息絶えた身体をほんの一瞬ですが支えること、その行動に、少しばかり生駒ちゃん・生駒さんへの慈悲があったのでは……と思いました。でも上弦天魔王のことはまだよく分かんない!(笑)
追記なんて初めてしましたが、書き残しておきたかったので。また観劇したら感想変わってるかもしれないけど、少しはモヤモヤが晴れた気分です。髑髏城、おもしろいなー!
GOLDEN NIGHTっぽさを集めるという趣味
GOLDEN NIGHTが好きです(n回目)。GOLDEN NIGHTから宮野さんに落ちたクチなので、マモクラ歴=GOLDEN NIGHT歴(なんじゃそれ)なのですが、もうほんっとGOLDEN NIGHTが好きです。あの派手なメロディーとそれに相反する切ない歌詞と、それに乗っかってくる宮野さんの歌声……何年聴き続けてもまったく色褪せない。深い。極めたい。
GOLDEN NIGHTをこじらせてから歌詞解釈やイメージ作品制作だったりをしてきたわけですが、街を歩くと無意識にGOLDEN NIGHTっぽいものを探してしまうし買ってしまう……。物によっては他人から見たらまったくそんなイメージわかない〜って思うだろうけど、こればっかりは個人の感覚だからどう感じようと自由ですよね。というか、むしろわたしはGOLDEN NIGHTを聴いて他の人がどう感じてどうアウトプットするのかということにものすごく興味があります。わたしにはわたしなりのあの曲への解釈と愛情表現があるけど、きっと人によって見てる世界は違うと思う。
わがままなんですがそれを少しでものぞきたくて、GOLDEN NIGHTを好きになってから周りの友人たちにはせっせこ地道にGOLDEN NIGHTの布教活動をしてきました。ありがたいことにいつもカラオケに行くメンバーはほぼ全員歌えるようになってくれたので、わたしは全力で「フッフー!」の合いの手とダンサー役をしています。あと、すっごく嬉しいことに、友人がGOLDEN NIGHTのイメージで贈り物をくれたり、GOLDEN NIGHTの和訳をくれたりする(これはだいたい頼みこんでるけど)。
ちょうど先日、友人からGOLDEN NIGHTをイメージしたアクセサリーをいただいて、嬉しすぎて誰かに自慢したいのでここに載せます。つまるところこの記事は完全に自慢なんですけど(?)、GOLDEN NIGHTっぽさで集めたりもらったりしたものをご紹介します。幸せのおすそわけですよ!!!!!
まず贈り物でもらったものたちをご紹介。
過去の記事で友人のイメージでレターセットをつくってプレゼントした、思慮深いタイプのおたくYちゃんからいただきました。
包みをあけて普通に喜んでたら「それはサブのプレゼントやで。ある意味本命は同封のポストカード」みたいなことを言われて、意味が分からなかったのですが一緒に入っていたポストカードに書かれているメッセージを何も身構えずに読んでいたら嬉しさに殺されかけた。内容を要約すると、このピアスは好きなパーツを組み合わせてつくってもらえるお店でYちゃんがGOLDEN NIGHTのイメージでつくってくれたものらしい。しかも、選んだ各パーツの解説がそこには書かれていたのでした。GOLDEN NIGHTという概念と解釈が何より好きなわたしにとってはこれ以上ない餌だった………。思慮深いおたく、おそろしい。
- 上の白いパーツ・・・根底にある純粋すぎる愛を表現してくれたとのこと。ふたりの愛の結末が祝福されますようにとの願い。(わたしもいつも最後には幸せにくっつく未来を何年も望んでる………続編はまだですか先生…………)
- 真ん中の黄色のパーツ・・・ゴールデンと、月や星やベッドサイドランプ(意味深)の光をイメージしたらしい。(このはちみつ色、わたしの推しキャラも連想されてすごく好きです)
- 下の紫のパーツ・・・夜と誘惑と、背徳感・罪悪感・劣等感などのいろんな複雑な感情が混じった気持ちをここに込めたらしい。(紫が持つ色の振り幅ってすごいよね)
文章が持つ強さとか雰囲気とか、そういうのを大事にしてじっくり噛み砕いてくれる友人なので、Yちゃんがアウトプットしてくれる言葉ってどれも大事にされたものが外に出て響くような感じがしてすごく好きです。今回つくってくれたこのアクセサリーも、ぶら下がる部分には曲の中でフルに表現されている見た目上の妖艶さや魅力が揺れているけれど、その根元の部分にはわたしもGOLDEN NIGHTに惹かれる大きな理由である一途な愛情とかきれいな気持ちのイメージを置いてくれていることにめっちゃ共感するし嬉しい〜〜〜!大事につくってくれてありがとう!!!あとこんな素敵な贈り物なのにポストカードの絵柄が豚だったセンスも好きだよ大事にするよ……。
そしてお次はこちら。
4年くらいお付き合いのあるフォロワーさんから、誕生日プレゼントにといただきました。包みにもトラップがあって非常に興奮したんですが、中からハートのネックレスが出てきて「わ〜!ゴールデンや!」って喜んでいたら「わたしなりにGOLDEN NIGHTみを探してみてん〜。ハートの形がちょっと歪なところとかGOLDEN NIGHTっぽいやろ?」と大爆弾発言をいただいて死にかけた。嬉しすぎた。その一言だけでわたしは嬉し死にできるんですよ知ってましたか?
わかりみがすぎる……GOLDEN NIGHTって完璧なハートの形じゃないよなあ、めっちゃわかる……。歪なんだけどそれも愛のかたちなんですよ。結果として見た目が完璧なハートにならなくても、ハートにしようとしてる想いや行動は愛そのものなんだ…。なんとか愛に見せようとしてあがいてる曲の主人公、この想いを愛と呼ばずになんと呼ぶのか…。っていうポエムを綴ってしまうくらいにはこのネックレスが刺さりました。現在進行形でめちゃくちゃ大事にしてます、ありがとう〜〜〜!
あとはわたしが個人的に集めたGOLDEN NIGHTっぽさです。
こうして見るとわたしはどうも色味にそれっぽさを感じるものを集めがちなようで、金の中でも特に色味の好きなものに惹かれて集めてしまう傾向があるようです。あと、素材としてはつるっとしたものよりボコボコした表面のものの方がGOLDEN NIGHTっぽさを感じる。大ぶりのピアスは片耳に3つずつ付いている丸にすごく惹かれて買ったのですが、満月っぽくて好きです。夜に浮かぶ美の象徴。
前もどこかで書いたような気がするんですが、この指輪は一箇所だけ交差してねじれているデザインが「いつか運命が交差する未来」とか「ねじれた感情」とかを表現してるようでお気に入りです。指輪の内側に「GN」ってわざわざオプション付けて掘ってもらうようにオーダーしたしね……思い入れのあるアクセサリーです。
そしてそして、わたし流のGOLDEN NIGHTの楽しみ方といえば、大サビ前の間奏部分の英文歌詞の「和訳(意訳)」。このブログをつくっていちばん最初に投稿した記事がまさにそれなんですけど……。
あの英文歌詞の和訳が、人によって好きなニュアンス・言い回し・解釈が見て取れるようですごく好き、見てて楽しいです。数年前から友人たちに頼みまくって和訳してもらっては狂喜乱舞してるんですが、手元にずっとあたためているのが少しもったいないので一部載せます(全部載せたら20以上あるので、いくつか選んで)。
ちなみにわたしの和訳でいちばん新しいのがこれです。和訳遊びする度にアップデートするんですけどね!でも方向性はこれが自己ベストかなあ。
先ほどピアスをくれた思慮深いおたくのYちゃんの和訳。
理解した方がいいんじゃない
きみが欲しくてたまんないんだって
黄金の夜
僕らもう戻れないよ
こんなにもきみを求めてしまう
その理由はわからない
僕を狂わせてくれるのは唯一きみだけ
わたしもだけどYちゃんも文章においてひらがな・カタカナ・漢字の使い分けフェチなので、「欲しくて」は欲情とか大人な感情からくるところを漢字にして、「たまんないんだって」は理性がきかなくなる乱暴な言い方とか諸々を考慮してのひらがな使いなのかなって考えると、いや〜〜〜いいね!!!あと、「Just only you」みたくやたら「僕だけ」を強調する歌詞に合った表現だと思うのが「唯一きみだけ」って二重にしているところです。
ヤンデレの巨匠Kさんの和訳。
なあ、アンタはどう思う?
俺はアンタのためなら死ねるよ
美しい夜だから
ねえ、このまま落ちていこう
もうわけ分かんなくなるくらい欲しいよ
こんなになっちゃうのはアンタにだけだから
匠の技ってかんじだ……。テーマは「最中に攻め(黄瀬くん)が言う台詞」らしいです。この発想はなかったので度肝抜かれた。この訳、個人的にめちゃくちゃ好きです。
訳をなんと3パターンも用意してきてくれたSちゃんの和訳からひとつ。
ねぇ、何で信じてくれないの
君のためなら死ぬことだっていとわないよ
GOLDEN NIGHT
もうこっちにおいでよ
本能が君を求めてるんだ
君が望むことなら僕は何だってするし、どうにでもなるんだよ。
冒頭の「Why don't you think?」をこう意訳してるのが新鮮でした。あと「落ちる」を「こっちにおいでよ」って訳してるのも珍しいパターンで、裏を返すと自分の方はもう落ちきってるってことなんだろうな。視点を少し変えた意訳っておもしろい!
まだまだいっぱいあるけど載せきれないのでこのへんで…。あんまりこの楽しみ方をしている人を見ないんですけど、GOLDEN NIGHTを考える上でこの部分をどう考えるかって人によって様々で、わたしはそのひとりひとり違う回答を見るのがすごくすごく楽しいです。
最後にめっちゃ笑った特別賞を貼り付けておきます。同期の男の子からのエントリー。